更新日:2020年08月10日
地元の蕎麦屋放浪記NO.204 … 昨年9月に開店したお店で「むらびと」と読む。お寿司屋さんの居抜きのようだが、今まで気づかずにいた。初登録・初投稿です。此方のお店は、高冷地栽培の蕎麦粉を使用しており、ツヤとコシが自慢の蕎麦だという。 長野県松本市奈川在来種、標高1,000〜1,300mの高地で栽培され、信州大学の教授による「そば学」の分析によれば、美味しさと香り豊かさがブランド蕎麦の中では高評価の蕎麦粉だという。 松本市奈川と言えば「とうじそば」が有名。柄の長い「とうじかご」に小盛りの蕎麦を入れ、具材のたくさん入った鍋の中に潜らせながら温めて頂くそばのこと。この蕎麦は、コシが強いだけに温かい蕎麦に向いているような気がします。 お願いしたのは、この奈川在来の蕎麦粉を使用した「邑人そば天ぷらセット」(税込1,200円)。蕎麦だけでも900円なので、なかなか良い値です。 蕎麦は、ツルツルで表面が透き通った感じ、蕎麦殻の細かい星がちらほら見える。やや太めの蕎麦で、かために感じるようなコシのある蕎麦です。コシが強い分長さは短めでしょうか。