更新日:2020年02月18日
コシのある手打ち蕎麦がたまらない。サクサクの天ぷらと一緒をお勧め
地元の蕎麦屋放浪記NO.193 … かなり昔に行ったことがあるお店。近くまで来たので立ち寄ってみた。此方のお店の店主は、地元前橋の言わずと知れた桑風庵で修行されているとの事だ。その後高崎下大類の卸売市場に出店、2003年頃此方のお店をオープンさせたようだ。 此方のお店も桑風庵の蕎麦に似てつなぎに布海苔を使用した七三の平打ち。蕎麦殻の星が混じった特徴的な蕎麦で、新蕎麦の時期から5月くらいまでは、北海道産の「幻のそば」と呼ばれる「牡丹そば」を使用するとの情報があった。今はどうなのだろうか。布海苔のつなぎが多いので、牡丹そばの甘みと香りが活かせるのだろうかと思っていた。桑風庵系の蕎麦は、"赤城つぶつぶ蕎麦"と呼ばれたり、普通の蕎麦とは異なる特徴のある蕎麦でもある。 着膳した蕎麦は、まさしく桑風庵系蕎麦のビジュアルです。平打ちのコシが強めの蕎麦だが、手繰ると同じ系列店と比べて長さが短く、牡丹そばのような風味の良さはあまり感じられなかった。 温かい蕎麦には向かない蕎麦なので、どのお店も限定という形でしか温かい蕎麦はほとんど見かけない。