更新日:2024年11月16日
例年同様、今年もお彼岸にはファミリー揃って墓参り。 ランチのお店を選ぶのがいつの間にやら私の重要な仕事になっていて、今年は小山で食べたことがない中華にしました。 個人的には小山の町中華を攻めたいんですけど、そんな我儘をファミリーが許してくれる訳もなし。 最も拘りがある母でも納得しそうな小綺麗なお店をということで、『扇子 THE chinois』を予約しました。 小山駅から車で5分ほど、住宅街の中にあるこのお店。 通りすがりのお客さんがフラッと入る可能性はゼロ、知る人ぞ知る隠れ家的な雰囲気がいい。 店頭には「予約で満席」という張り紙、味の良さも伺い知れますね。 中華を楽しみながらビール、と行きたいところですけど、この日の私はドライバー。 ジンジャーエールで我慢するとして、よし、それでは乾杯! 今回は扇子御膳ランチ2,900円を予約、限定20色で様々な料理を少量ずつ楽しめるというセット。 しかもソフトドリンク1杯ついてこの値段なんです。 まずは前菜、餃子とナスにシュウマイから。 こういう盛り付けだと中華っぽくないよなと思いながらナス、そして餃子を食べて... これ、美味いな。 奇をてらったものではなく極めてノーマルな中華ながら、素材がいいのか味わい深くてどちらもいい味。 シュウマイの湯気がいつまでも止まらないのが不思議、セイロを外してみるとこんな仕掛けが。 エディックスーパーヒート、水で発熱する発熱剤ですね。 最高温度は98℃、火を使わないので安全、しかも地球にも優しい一品なんだとか。 こういう隠し技を暴いてしまうのは野暮、でも素晴らしい工夫がなされていることに感動です。 さて、メインの料理6種盛り。 松花堂弁当のような器を使っているのがにくい演出。 左奥のイカにはほんのりとした辛味、香っているのは花椒だろうか。 奥の真ん中は真鯛、ピンクの薄いものが乗っていて、何かとスタッフの方に聞いたら削りかまぼこなんだとか。 右奥の鴨はふっくら仕上がり。 その手前の出汁は滋味深い味わい、お腹の奥が清められるような感覚に。 真ん中手前の卵・海老・キクラゲは薄味の仕上がり、他の料理とのバランスを考えて敢えてそうしているんでしょう。 海老のプリッとした食感、見事に仕上がっています。 手前左の鶏はピリ辛、唐辛子をそのまま食べると辛いものの、これがいかにも中華という深い味わい。 一品だけ選んで定食に、なんていうチョイスを迫られれば、私は間違いなくこれを選びます。 感動が多いなか、地味ながらも凄いのがこのザーサイ。 パリパリっとした食感で塩も控えめ、ツマミにすると最高という美味しさなんですよね。 ご飯も美味しく、初めて食べるほんのり辛さの添え物がまた美味でした。 デザートは杏仁豆腐、ごまのシェイクにラスク。 甘さに緩急をつけた3品、辛党のワタシにも美味しさがわかるトリオだったなと。 いやぁ、美味しかった。 これだけの料理をこの値段で食べられるって、小山って実は凄いところなんだなと。 土地代の安さ故なんでしょうけど、ちょっと洒落た料理は郊外で、というのが賢い選択なのかも知れずと教えられた気がします。 素晴らしい料理の数々、ご馳走さまでした。
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