「だいこんの花」は、蔵王の温泉旅館だ。大きな温泉街から離れた位置に佇む。広大な林の中に18室の離れが有るが、離れの間は屋根付きの渡り廊下で繋がっており、雨に濡れる心配は無い。我々はグレードの低い部屋に泊まったが、それでも広さは十分だ。木の天井も高く、開放感がある。露天風呂が四つも有り、林や小川を眺めながら入浴できる。 食事は母屋で摂るが、それぞれの客室は半個室になっている。 「ふかひれのジュレで閉じ込めた名残の夏野菜と魚介」は滑らかな食感。苦瓜の苦味が効いている。 「めじ鰹節 清まし汁仕立て 冬瓜と仙台牛霜降り 針葱 木の芽」は、出汁が上品。 当店の初秋の名物だという「 暖かいカボチャのフォンデュ」は、文字通りチーズの代わりにカボチャを使ったフォンデュ。チーズだと胃にもたれることがあるが、カボチャだと優しい味わいとなる。 「太刀魚雲丹焼き 松茸のフライ 酢取り茗荷」 は、素材の組み合わせが複雑な食感を生み出している。 口直しの「蔵王 桃シャーベット」は、アッサリとした味わい。 「A5仙台牛ヒレステーキ 茸と秋野菜のソテー 甘唐辛子 柚子胡椒」は、素材も焼き方も良い。辛味のアクセントが効いている。 蔵王産のご飯と漬け物で締めくくり。 温泉旅館という性質上、料理はある程度万人受けする必要があるが、その制約の中で上手く個性を出している。
口コミ(5)
オススメ度:92%
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飲食店ではなく、温泉宿ですが・・・蔵王のふもと遠刈田温泉「だいこんの花」夏の名物料理、かぼちゃのフォンデュが美味しかった。クリーミーなかぼちゃのペーストに野菜や肉・魚を浸して食べる。かぼちゃの濃厚な甘さがどの野菜にも合って意外な美味しさ。かぼちゃとチーズやホワイトソースが混ざってるとか。7-8月は冷製、9月は温かいフォンデュになるらしい。他の料理も野菜中心で美味しかった。森の中の露天風呂にも癒された。
高級温泉旅館 広大な敷地に平屋 離れの部屋があり 露天風呂が数種類あり 山の中のお風呂が素晴らしい雰囲気 料理も自家菜園の野菜をふんだんに使ったヘルシーな美味しい野菜料理です カボチャのホンデュは季節商品ですが季節により料理が変わります。トマトの丸ごと煮込み見たいな料理もありワイン酒も豊富 ゆっくりしてリフレッシュ最適
H.20年秋に宿泊。露天風呂付き客室でのんびり。この部屋付きの露天風呂の湯温が高くて、かなり水でうめないと入れなかった覚えがあります。 お食事はお食事処で。 季節感と独創性のある和洋折衷のコース料理の中で、メインの一品が季節替わりの名物料理になっており、これがお替わり自由で、秋の名物料理は芋煮でした。 連泊の二日目は、これが蔵王牛のしゃぶしゃぶに変わっていて、お野菜がお替わり自由でした。牛肉は一人4枚でしたが、大きなカットで、十分に堪能しました。それに多分自家菜園産のお野菜が、これまたとても美味しいのです。 食事を終えて出てくると、お食事処の入口前のサロンにデザートワインが用意してあり、自由に飲んで下さいとのことでした。 夜にはまた別の公共スペースで、簡単なお夜食(蒸した玉子や煮た玉こんにゃくなど)のサービスがありました。 昼間、庭園を散策していると、焼き芋を焼いていて、これもご自由にどうぞとのことでした。 朝食もお食事処で、サラダバーのお野菜が新鮮で美味しかったです。 古い話で、今も同じようなシステムかわかりませんが、他のユーザーの方がこのお宿についてご投稿していらっしゃるのを拝見して、懐かしく思い、投稿してみました。
温泉と雰囲気は良かった!!