
地元民が自家用に具材を買い求めるホルモン屋
具材の旨味が溶け出す出汁がしみじみうまい
誰?みたいなおかみさんの顔
もう、最近ちょっとした快感になってきた
事前に電話で営業時間を確認しなければ、多分こんなものでは済まなかったのだろう
矢幅駅から車で5分かからない場所にポツンとあるアルミ戸の入り口、この外観に初見でズカズカ行ける人はまずいないような・・・
11:30に入店すると女性二人がカウンターの内側でミキサー回して作業中、他にお客はいない
丁寧に下処理したホルモン
キャベツと玉ねぎ・豆腐がどっさり乗った鍋を一人用コンロで火にかけると、野菜の山がじわりじわりと沈んでゆく
鍋についてのレクチャーは皆無
新聞読みながら待つも つい根負け
「もう、いい感じですかね」と切り出すと
混ぜたほうがいいですね、とお姉さん
キャベツと玉ねぎの甘み
しこしこのホルモン
唐辛子とにんにくが効いた出汁が、具材にしみて飯がすすむ
熱々と辛さで汗だくになりながら、具材の旨味が溶け出した出汁を完飲
おかみさんは後から入店した常連客と岩手弁全開に犬の話で盛り上がっていて
それをサービスのコーヒーを飲みながらBGMみたいに聞いている ・・・出汁、うまかったなあ
さあ遠野に向かうとするか
ホルモン鍋定食@800
遠野物語から(ほぼ)抜粋
遠野郷は今の陸中上閉伊郡の西の半分、山々にて取り囲かこまれたる平地なり。新町村にては、遠野、土淵、附馬牛、松崎、青笹、上郷、小友、綾織、鱒沢、宮守、達曾部の一町十ヶ村に分かつ。近代或いは西閉伊郡とも称し、中古にはまた遠野保とも呼べり。今日郡役所のある遠野町はすなわち一郷の町場にして、南部家一万石の城下なり。城を横田城ともいう。この地へ行くには花巻の停車場にて汽車を下おり、北上川を渡り、その川の支流猿ヶ石川の渓を伝いて、東の方へ入ること十三里、遠野の町に至る。山奥には珍しき繁華の地なり。伝えいう、遠野郷の地大昔はすべて一円の湖水なりしに、その水猿ヶ石川となりて人界に流れ出でしより、自然にかくのごとき邑落をなせしなりと。されば谷川のこの猿ヶ石に落合うもの甚だ多く、俗に七内八崎ありと称す。内(ナイ)は沢または谷のことにて、奥州の地名には多くあり。
※遠野郷のトーはもとアイヌ語の湖という語より出でたるなるべし、ナイもアイヌ語なり。
#ガッツリ食べたい時に
#駅からはちょっと歩くけど
#観光客皆無
投)接種済み