カレーのアキンボ

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木下 敏明

12時半の回を会社の同僚と予約して行きました。確かに場所は分かりづらく、危なく見過ごすところでした。 　　店内は二組だけで、カルダモンを使った蓮根から始まり、それぞれ本場インドや地場のものをスパイス代わりに使ってカボチャ、モモ肉、イカのそれぞれ趣向を凝らした一品が続き、佐賀牛のキーマカレーと野菜カレーがメインディッシュで出ました。キーマカレーは絶品でした。 　ワンオペでたっぷり二時間半、談笑しながら美味しい料理を楽しめました。 　　オーナーシェフは東京で修行し地元の佐賀で今のスタイルを確立したそうで、完全予約制にしたのは、料理のクオリティを保つため、従って看板も一切出さないで分かりづらい店になってます。 　現金払いで8000円　ご馳走さまでした。

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N.MAYU

佐賀ミシュランカレー巡りその③ ビブグルマン掲載のカレーのアキンボさん。お料理だけでなく器も空間も最高のカレーフルコースでした(^^) メニューは6000円のコースのみです。 スパイスと珍しいお野菜のここでしか出会えないお料理達でした♡ 1皿め。湯むきしたトマトの甘夏果汁のピクルスに えごまの葉とスパイスとニンニクと生姜を和えたものが乗っています。 2皿目は、 甘夏の実に アマランサスというピンクのお花と葉っぱをヨーグルトとスパイスで和えたものが乗ったもの。 甘夏の皮を刻んで苦味をプラスしているそう。 削ったゴーダチーズの香りとコク。 3皿目は 鶏もも肉をヨーグルトとスパイスに漬けて オーブンでグリル。プリッとしたいい歯ごたえ！ 青いトマトのピクルスとカンゾウっていう花が鮮やかなオレンジ色を演出✧ 赤玉ねぎとらっきょうの混合種スパイス炒めが ソースのような味わいで美味しいです★ 4皿目は 鰹節とヘチマのスープカレー。 具材はなんと鯵の南蛮漬け！ 冷たくてサラサラサラと頂けます。 あっさりのようで、こってり感を出している南蛮漬けが良いですね♡ 5皿目は しろいし牛のキーマカレー。 ハッカを細く切ってオカヒジキと炊いたご飯。 煮込まれた牛肉のとろりとした口当たりが美味しい♡ スパイスもしっかり感じる。 大葉、生姜、小さなトマト、カルダモンのアクセント。 口の中がずっと楽しい。 6皿目は レンズ豆のカレーに トマトとオクラと茄子と蕪？のスパイス炒め キャベツのアチャール シナモンとカルダモンと炊いたご飯。 7皿目はプリンとコーヒー これが本当に驚きの美味しさ！！！ なんと、八丁味噌を乗せて1晩寝かせているとのこと。 味噌って分からなかったです。 タマリンドのようなフルーティーな酸味を生み出していて、カラメルの味がすごく奥深い。 コーヒーもデザートに合うように特別にブレンドされたもので、凄く美味しかった…

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池田歓

カレーのアキンボ 2018.4.30 凄いところにある。バスでたどり着くのはかなか苦労されるだろう。昭和バスの最寄り停留所川上橋には1時間に1〜2本しかバスがなく、JR佐賀駅からは徒歩1時間35分。タクシーか自家用車・レンタカーで来ることが懸命だろうと感じる。 長崎自動車道を長崎大和ICから車で約25分で到着。店の看板が大きく出ていないので、最初は見つけられず、近くの神社の駐車場に車を一旦止めて徒歩で探した。そりゃ、見つからないはずだ。古民家の様相そのままで、まさか一般民家の入口に車を止めるとは思っていなかったからだ。 とても真面目で誠実そうな青年が1人でやっていらっしゃる。予約限定というのも頷ける。 内装は古民家のリノベーションでとてもお洒落で静かなよい風情。とても落ち着く空間だ。 1人の時間も、家族の時間も、ゆっくりとした時間を楽しめるだろう。 おまかせコース3500円のみ 予約時に苦手な食べ物など聞いてくれるので安心していいだろう。 ご店主がメニューを説明くださる。 ■最初にサラダ ■３種のカレーを順番に出す ■デザートとコーヒー ★前菜: 鯖のサラダ 鯖がレア焼きでかじった瞬間にあっと驚く。優しい味わいがする。いちご、アイスプラント、レンコン、ズッキーニ、ほうれん草などの野菜を含み、スパイスを効かせたオリーブオイル、コリアンダーシードとフェンネルシードなどの風味や食感を楽しめる。 ★真鯛のスープカレー 一つ目のカレー。美味しい出汁を頂くイメージで、鯛の雑炊だと思うといいだろう。カレー感は柔らかく優しい。ふわっとした旨味と静かな香りを楽しむ。 ★羊のひき肉のカレー カレーの2品目。キーマが噛むほどに味が出る。優しい味から、口の中でカルダモンの粒がはじけてひき肉も踊る。これも、とことん優しい。 ★野菜のカレー 最後のカレー。出す前に、挽肉のカレーの1.5倍量を想定しているが量を加減するかと尋ねられる。優しい気遣いだ。小生はそのままで程よいだろうと応えた。レンズ豆のカレーは出汁が効いてる。なす、ズッキーニ、筍、プチトマト、ゼンマイ、スナップエンドウ、にんじん、たくさんの野菜が混じる。なすのジューシーな甘みがたまらない。これもまた、どこまでも優しい味がする。 ★デザートとコーヒー プリンが不思議な味がする。豆腐でも活用されている感じか。カラメルが不思議な味を感じた。まるで甘い醤油味か或いは八丁味噌かと…別卓のご家族に味噌とみりんだと教えていた。なるほど、いい和の味わいがする。 全て食べ終えて、多少の話を店主とした。 田舎は圧倒的に食の素材が優れているから、スパイスで攻めずに食材を活かすのですねと尋ねたら、正にその通りだと嬉しそうに答えてくれる。東京からのUターンのようで、東京にいた頃は唐辛子を効かせたが、佐賀ではもう唐辛子もあまり使わないという。 ゴーグル仮面との撮影にも気軽に応じてくれた。 いや、これは一つの名店だ。普通では足を運べぬ田舎町にひっそりと店を構える古民家風情。一度訪ねる価値があるだろう。 めでたしめでたし

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S.Nakashima

錦糸町で営まれていたお店を佐賀に移し、古民家でカレーのコースを提供されている、かなり印象的なお店 お酒の提供は無く、少し茶葉のフレーバーをつけた白湯のみ 本日のコースは、 ・ナスのカレー スパイスは控えめながら、確かにカレー ナスの蒸し焼きにナスの河太郎を乗せアクセントに ・馬肉のユッケ風カレー スパイスで味付けされた馬肉に蓮根がうまくマッチ ・鶏肉のカレー ヨーグルトに漬け込まれた鶏肉をオーブンで焼き、塩田で作られたゴーダチーズとそうめんカボチャをトッピング ・もずくのカレー 温かいもずくのカレーにオクラをトッピング ・羊肉のカレー キーマカレーの様なスタイルで、トッピングはゴーヤ ライスは白米 ・レンズ豆のカレーと冬瓜のカレーの盛り合わせ 少しクリーミーなレンズ豆のカレーと、野菜ふんだんのカレーがサフランライスとうまくマッチ ・プリンとコーヒー 八丁味噌を使ったカラメルと渋めのコーヒーで締めも完璧 店主お一人で切り盛りされているのですが、お人柄もあって、ゆっくりとした時間と食事を堪能できました 一組限定なのでなかなか予約が難しいみたいですが、またすぐに再訪したくなるお店です

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Yasushi Iwamoto

ランチで行きました。古民家風の建物を探すのに手こずりました。 まずは、白湯。そして… 鯵のサラダ ぶりと菜の花 しいたけ まぐろの出汁の炊合せ マトンのカレー パクチー 野菜のカレー…中身は以下の通り(抜けてるかもしれません) ロマネスコ さつまいも 春菊 ほうれん草 黄色いプチトマト 赤いプチトマト 人参 レンズ豆 古代米とさがびよりのごはん フェネグリークを練りこんだ生地のチーズタルト 金柑のハーブ煮 → うまい！ ブルンジ豆のコーヒー コクが深い、土臭、カカオような香り スパイスが優しい味、控えめで野菜の味を引き立てている 羊のキーマのスパイス感が秀逸、べらぼうにうまい、いくらでも食べられそう… 野菜がどれもこれも美味しい。 また行きます。