大船芸術館通り(代ゼミ通り)から1本南側の細い路地に先月オープンしたトラットリア。
ちょうどお昼時に大船を経由するのでさっそくうかがってみた。
路地を曲がると西丸漁港の店員さんがパネルを持ってランチの勧誘。
行先が決まっているので軽くスルー。
場所はわかってはいるものの、目立つ看板らしきものはなにもなく、ランチメニューの黒板が店先にでていたのでかろうじてわかったという感じ。
隠れ家的。
でも考えてみれば、ルナピエナだってロアジだって、ちっちゃな店名の銘板があるくらいであまりアピールしてないので、初めてのお客さんにはわかりづらいだろうなとあらためて思った。
店名の cavatappi(カヴァタッピ)とはショートパスタの1種。都内にもけっこう同名のイタリアンがあるようだ。
まだお若いシェフおひとりで切り盛りされている。都内や横浜のお店で修業し、地元の大船に戻ってこられたとのこと。
店内は白を基調とした明るい内装で、テーブルが3卓、チェアは9脚目に入った。
レイアウトは自由になるとして、マックス9席なのかもしれない。
ランチメニューは、写真でご覧のとおり、前菜、パスタ、デザート、コーヒーor紅茶という構成で1,200円とお手頃。
パスタのみ選択制で、A~Dまでの4種類。
「メイン料理のついたコースもございます。」とのことで、お尋ねしたら、この日は魚料理が「黒ムツ」、肉料理が「国産牛」とのこと。
メインをつけて2,000円というので、肉料理をつけて、パスタはDの「地鶏ムネ肉とマッシュルーム、キャベツのクリームソースのタリアテッレ」をお願いした。
小さいながらワインセラーもあり、グラスワインも600円から用意があるという。
まずはグラスのスパークリングワインをいただき、料理にあわせて白と赤を1杯ずついただいた。
どちらも市販価格お手頃なランクのワインだが、お会計から逆算して、いずれも600円で提供されているようで良心的だ。
前菜:尾鷲産イシガキ鯛のカルパッチョ
尾鷲産のイシガキ鯛を使ったサラダ仕立てのカルパッチョ。
先日名古屋に出張に行った際に、尾鷲あたりの魚釣りの話で盛り上がったばかり。
肉厚に切られたイシガキ鯛の歯ごたえがよく、やや強めに振った塩がよく効いて、オリーブオイル中心の軽いドレッシングとの相性もいい。
1,200円のランチにおまけ程度に添えられた前菜ではなかった。
パスタ:地鶏ムネ肉とマッシュルーム、キャベツのクリームソースのタリアテッレ
ちょうどクリーム系ソースのパスタが食べたかったのと、タリアテッレは好物なのでラッキー。
柔らかい鶏ムネ肉がゴロゴロと入っていて、パサつきはまったくなし。ジューシーなムネ肉。
マッシュルームは香りづけにもよく、キャベツは庶民的な印象を受けるが火入れがちょうどよくてしなしなしてなくてよい。
ソースはクリーム系にしてはやや淡白だが、タリアテッレとの絡みを考えると相性はよかった。
けっこうポーションある。店内の黒板に書かれたアラカルトメニューを拝見すると、お値段こそ激安ということはないが、おそらくポーションからしたらコスパよさそうな予感がする。
メイン:国産交雑牛のイチボのタリアータ
パスタのポーションからするとやや小ぶりなお皿での提供だが、いい色の牛肉のタリアータの登場。
上にはパリミジャーノだろうか、チーズのスライスが乗り、赤ワインとの相性がいい。
お肉は見た目よりはやや硬だったが、それでもうまいことは間違いない。
デザート:ルッコラとレモンのグラニテ
和食のデザートでいえば抹茶アイスに相当するだろうか。ルッコラの苦みとレモンの酸味がさっぱりとしたグラニテ。
かわいらしい器で登場。
コーヒーor紅茶:エスプレッソ
食後のドリンクはコーヒーまたは紅茶。エスプレッソも可だったのでエスプレッソに。
メインを加えたランチ2,000円に、グラスのスパークリングワイン1杯とグラスワイン2杯、それに追加でフォカッチャをお願いして計4,000円。
かなりリーズナブルな大船価格だ。
今日も女性陣が席を埋め、帰りには次回の予約までされていたので、3卓のテーブルは奪い合いになることが予想される。
事前に電話で確認を。