日本の南インド料理店の重鎮と言える超有名店。 東京都内の美味しい南インド料理が食べられるお店は多数ありますが、中でもこちらナンディニは最上位グループに入る名店です。私は清澄白河と虎ノ門どちらもリピートしてます。こちらの清澄白河店は、なんとスリマンガラムのシェフが研鑽を積まれた店としても有名。久しぶりの再訪は、ホリデービリヤニにロックオン。 お一人様で行ってきました。 2025年3月19日 水曜日 11:57 *マラバールチキンビリヤニ ライタ サンバル マラバールチキンビリヤニ マラバールのビリヤニ最大の特徴は、米がバスマティではなく「カイマ米」であること。しかし、この米を日本で入手するのは非常に困難なので、米はバスマティライスが使われています。また、ハイデラバードなどのビリヤニと違い、お米はパラパラではなくしっとり食感。スパイスも辛さ控えめで、食べやすいのが特徴。ただ、『ナンディニ』の調理スタイルがスパイス強めの傾向があるため、優しい味わいの中にもしっかりスパイスを感じる一本筋の通った美味しさ。 手食するとよくわかるのですが、しっとり系でありながらお米がしっかり立った絶妙な炊き加減。お口に入れた時はしっとりした口当たりなのに、手食の時ベタつく感じはまったくありません。ギーの風味がほんのり感じられるライスは、味がしっかり染みているのにしつこさとは無縁。ギーをたくさん使いすぎると重たくなってしまうのですが、とても軽くて飽きることなく食べられる。また、ミントの代わりにネギが散らされているのも面白い。基本は食べやすくて優しい風味なので、ミントより葱の方が癖がなく、日本人の口によく合う気がしました。そして、ライタを混ぜ込んで食べると、滑らかな口当たりが増して、美味しさに奥深さがプラス。スパイスを纏ったチキンはゴロゴロ。見た目以上にたくさんのチキンが使われていて、かなりボリュームたっぷり。チキンもライタを絡めて頂くことで美味しさが爆上がり。ヨーグルトとチキンは相性が良いです。サンバルは味噌汁的にそのまま飲むのがおすすめ。もちろん、飲んだ後は軽くビリヤニに混ぜ込んでも美味しいです。セットのドリンクは迷わずコーラに。コーラってスパイスがたくさん使われた飲み物、ほぼ薬みたいなものですからスパイスを使った料理とよく合いますね。最後はサービスでチャイを頂いてほっこり。この内容で1500円は安い。流石のハイクオリティでした。 美味しく完食いたしました。 『ナンディニ』は、2015年2月にオープンした南インド料理専門店。こちら清澄白河店が1号店、虎ノ門が2号店となります。オーナーは、アーンドラ出身の「クリスタイア・ラマナイア」氏。バンガロールでシェフとして腕を磨いた後、神谷町の南インド料理店でヘッドシェフとして活躍。その後独立されて『ナンディニ』をオープンされた実力派。『ナンディニ』は、カレー界で有名なシェフ「テーヴァン・マハリンガム」氏が腕を磨いていた事でも有名。「マハリンガム」氏は、ニルワナムやナンディニで研鑽を積まれ、名店「スリマンガラム」をオープンさせた方。超有名シェフも輩出している、まさに南インド料理店の重鎮と言えるお店なのです。 この日、フレンドリー且つきめ細かい接客で迎えてくれたのは、南インド出身の「アイヤッパンシェフ」。その他、キャリア10年越えの南インド出身シェフ達が腕を振るっています。お店のwebサイトでは、「少年期からおよそ10年にわたる下積みをともにした南インド出身のシェフ8名が、国内では希少な「本場の味」をご提供するモダンスタイルのレストラン」とある通り、シェフは実力者揃い。味は超が付くハイレベル。清澄白河と虎ノ門共に、食べログで何度も百名店に選ばれているのも納得。 今回オーダーしたビリヤニは、曜日限定で提供されるスペシャルメニュー。いつどんなビリヤニが用意されるかは、SNSで公開されるので要チェックです。お店は清澄白河駅から徒歩10分程度。多少歩きますが、東京都現代美術館を目指すつもりで歩けばすぐ。ちなみにこの日は、「坂本龍一展」を見るために出向いたついでにランチしました。日本の音楽界が誇る天才坂本龍一の軌跡を辿り、日本のカレー界が誇る名店ナンディニで極上ビリヤニを食す。最高でした。もちろん、わざわざ行く価値のあるお店ですよ。 とってもおすすめ。 #南インド料理 #本場の味 #実力派 #ビリヤニ #スパイスが効いてる #マニアも唸る美味しさ #味は間違いなし #わざわざ行く価値のあるお店 #百名店 #Retty人気店 #清澄白河
禁煙
PayPay決済可
ランチ営業あり
おひとり様OK
本場南インド仕込みの実力派シェフが贈る、驚きと満足あふれる多彩なスパイス料理





















