聖地、厚木でホルモンの新たな扉が開いた!
孤独のグルメにも登場したお店。看板代わりの大きなリボンが目印です。寒川神社さまへのお礼参りの帰り途、平日休みのランチで予約しての訪問です。 スケジュールの組み立てをミスって予約時間の1時間以上も前に到着するも運良く席が空いていて快く入れてもらえました。開店まもなくの時間で店内はすでに8割ほどの埋まり具合。団体のお客さんもいて、曜日を問わず予約が吉な感じです。 席に着くとメニューが書かれた黒板を持ってきてくれます。お目当てはドラマでも紹介された『脾臓のパニーニ』。こちらがいただける“PASTA LUNCH”を注文です。するともうひとつのメインはパニーニとは別の料理にしてお二人で取り分けては?と気の利いた提案が。忙しいランチタイム、注文はまとめた方がお店の負担も少ないだろうになんともありがたい心遣い。お言葉に甘えてもう一品はショートパスタをお願いします。今日は車だったので穏やかな甘みと酸味、コク深さを楽しめる『ほどよい甘さのイタリアンピーチティー』を飲みながら料理を待つことに。 『オードブル』 前菜三品。“太刀魚のカルパッチョ”、“白身魚とポテトのチーズグラタン”、 “赤パプリカのマリネ”です。太刀魚は酸味は控えめで旨みが強いもの。ねっとりした身とほどよい脂感が楽しめます。グラタンはホクっとした白身魚と素材感残したポテトを包み込むチーズのコクがたまりませんね。赤パプリカのマリネはナチュラルな甘みが口の中に拡がります。ああ、ビールか恋しい。 『バーニャカウダ』 あっつ熱のバーニャカウダソースと旬のお野菜。お野菜はどれもフレッシュで、ふわりと白ワイン香るアンチョビとニンニクがガツンと効いたパワフルなバーニャカウダソースを纏わせれば際限なく食べられそう。変わり種は鮮やかな苦みのゴーヤ。ひときわ夏らしさを感じます。小麦香るもっちり食感のフォカッチャでバーニャカウダソースをしっかり拭って完食。するとマダムから“こんなにきれいに召し上がってくれて、もう上客認定よ”とのお言葉。ありがとうございます! 『パレルモ名物!脾臓のパニーニ』 豚の脾臓、いわゆる“チレ”と肺、ハラミをラードで炒めた具をパニーニでサンドした一品。ホルモンをこんな風に食べるのは初めてだ。まずはそのまま。ちょいと独特の内蔵感がありますね。でもそこまで強くなくむしろクセになる味わいです。続いてレモンをたっぷりと。おお、これはいいぞ!レモンの酸味がパニーニが吸ったラードのコクをうまく中和してくれて爽やかなジューシーさをプラス。内蔵の風味も抑えられて一段と美味しさがアップする感じ。ああ、赤ワインと合わせたい! 『『小海老とブロッコリー、青とうがらしのクリームカサレッチ』 縦に切れ目が入ったユニークな形状のショートパスタ。ソースがよく絡みます。軽やかな旨みの小海老にブロッコリー、そしてほんのり香る青唐辛子。ドラマでも登場した青唐辛子ソースをいただいたのでちょいとかけてみます。うお!これは辛い!キリリと立ち上がるシャープな刺激とズシンっとくる苦み。一気に汗が吹き出ますが、不思議と後を引くんですよねぇ。気づけば小皿が空に。このソース、チーズたっぷりなピッツァに使ったら、とんでもない感じになるんじゃないかしら。脇役ながら侮れません。 ランチコースに追加して食後のドリンクとデザートを。デザートはその日用意されているものをテーブルで見せてくれてます。うれしいことにハーフサイズで2種チョイスもOK。『カンノーリ』と『ズコット』をいただきます。 こちらもドラマに登場したカンノーリ。ゴッドファーザー第三作目で毒殺のシーンに使われたシチリア島伝統のお菓子だそう。筒状のクッキー生地にチョコチップ入りのクリームがたっぷり入ります。サクサクの生地はクッキーとビスケットの中感くらいのおもしろい食感。甘すぎずなんとも素朴な味わい。まろやかなクリームに混じるチョコチップのコリコリした食感が楽しいね。続いてズコット。チョコとミルクの二層のクリームは、きめ細やかで滑らかな口あたり。とっても上品な味わいです。最後はエスプレッソでほっとひと息です。 90分間のゆったりランチタイム。マダムが各テーブルを回り甲斐甲斐しく気を配ってくれます。食後の粉薬を手元に置いていたら“あら、白湯をお持ちしましょうか?”と言われました。白湯を勧められるなんて初めてでびっくりしました。お隣のテーブルはおばあちゃんの誕生日祝いのご家族連れ。バースデー仕様のデザートが出されマダムの音頭でみんなでバースデーソングの大合唱が始まります。なんともアットホームなあたたかいひととき。お会計後はマダムはじめシェフやその他の店員さんみなさんで笑顔でお見送り。最後まで心地よく過ごすことができました。 (コメントへ続く)
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