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護国寺駅
中華
【圧倒的ビジュアルながら素朴で滋味深い「肉入りチャーハン」】 ※コメント返しは完全休止してますので記入ご遠慮ください。 本日紹介するのは、護国寺の山門そばに佇む渋めの町中華『中華 栃尾』。 東京周辺には「生駒軒」や「代一元」、「十八番(おはこ)」など個人店の暖簾分けから広まった町中華の屋号の系統がいくつかありますが、まさに「栃尾」もその典型例のひとつ。 そのルーツを辿ると元々は1960年ころに同じ護国寺に開業したのが元祖「栃尾」(現在閉店)で、そこから1980年に暖簾分けを受けて独立したのが今回訪問した『中華 栃尾』。 ちなみに新井薬師前や朝霞、氷川台にも「栃尾」屋号の店があります。 老舗とあってか常連客を中心に客の年齢層はやや高め。店内はゆったりと落ち着いた時間が流れています。 個人的に以前、新井薬師前の「栃尾」はRettyの投稿外で行った事があるのですが、メディアでたびたび紹介されている護国寺『中華 栃尾』の肉チャーハンが気になり訪問してみました! ■餃子(自家製) ¥500 ■瓶ビール ¥600 注文から5分ほどで到着。餃子の粒が大きくボリューム感があります。 皮は焼き目がこんがりとしたキツネ色で美しい。 さっくりと軽やかに焼き上げた表面に対し、裏面のヒダは程よく水分量を残し、ぷるんとしている。表裏で高低差のある食感の変化が面白い。 フードプロセッサーを使っているのか餡の粒度は細かくネッチリ&ザラザラした舌ざわり。ニンニクは控えめでその代わりに千切りにしたキャベツたっぷり。キャベツの甘味が前面に出る優しい味わいだ。 実はこの店の訪問前、同じ護国寺の『らーめん 護什番』でたっぷり辛いラーメンを食べたので今回は辣油はパス。さっぱりと酢ゴショウで餃子を楽しんだ。 ■肉入りチャーハン ¥1200 つづいてメインディッシュの「肉入りチャーハン」が到着!スープ付きです。 カットされた大粒のチャーシューのゴロゴロとした迫力あるビジュアルがたまりませんね! チャーハンの米質は“微しっとり系” コショウを使わない超シンプルな味付けで醤油の塩分の尖りも控えめでどこか昔懐かしい。さっぱりした味ゆえにお米の甘味や玉子のコクが引き立ちます。 この店の周辺は江戸川橋『新雅』、神楽坂『龍朋』、白山『兆徳』など東京を代表する町中華が揃っていますが、それらと比較すると此処のチャーハンは上品で滋味深い味わいに感じますね。 ちなみに米は新潟県三島郡出雲崎産のコシヒカリ。…そういえば「栃尾」も新潟県長岡市の地名“栃尾(※注)”ですし、推測ですがこの店のルーツは新潟にあるのかもしれませんね。 チャーシューは肩ロースでしょうか、脂身感がなく赤身肉を中心とした締まった肉質です。タレによる甘味辛味がなく肉本来の風味がストレートに伝わってくる。なにせ肉たっぷりなので、これをアテにビールを飲むのもアリですね。 スープはおそらくラーメンスープの流用でしょうね。 雑味感のない鶏ガラをベースとしつつ醤油のカエシダレあっさりとした味。節系の魚介由来のほのかな酸味感と香りがよき ~あとがき~ 以上、『中華 栃尾』でした! メディアでたびたび紹介される「肉入りチャーハン」のビジュアル面が先に注目される店ですが、むしろその本質はシンプルな滋味深い味付けの料理といった「けれん味のない昔ながらの素朴な町中華らしさ」にあるのではなかろうか? こういう店って減りつつあるんだろうな。敢えての現代風ではない「古き良き」を感じにぜひ訪問してみて欲しい。 (※注)長岡市北東部の町。上杉謙信公(当時は長尾景虎だが)が青年期を過ごし、長尾家の家督相続をかけて旗揚げをした地として知られる。グルメでは栃尾揚げが有名















