タイ出張ビジネスランチ。アソーク駅から歩いて10分ぐらいでしょうか? 一軒家のゆったりしたイタリアン。ランチメニューが充実してて、3コース(デザート付き)で545B、税サ別。2500円ちょっとかな。円安が来てますよね。 さて、前菜はモッツアレラとトマトサラダ、メインは牛肉赤ワインソースで。その日のおすすめデザートはチョコアーモンドと言ってましたがブラウニーに近いような。メインは牛豚鶏の他、ピザやパスタもあって総勢10種類以上(13だったかな?)前菜も5-6種類あったから組み合わせは相当なもの。私的には味はそこそこでしたが、サービス良いし、広くて落ち着けるし、夜を試したい店ですね
口コミ(6)
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【文化成熟度を計る為の指針 -2】 さて、ここからがこのお店の本題です。ピザやパスタの事なんてどうでもよいのです。ピザなんかは釜もってる専門店のほうが美味しいに決まってます。イタリアンレストランの真価はそんなところで発揮されなくていいのです。 このお店の真価はこのトマホークステーキ。3人で1キロの塊を頼んでくれました。目の前のグリラーでかなり長い時間かけて巨大な塊を焼いていました。焼きあがったらこれも目の前でデクパージュして分けてくれます。デクパージュはカットの後、カット面をさらに焼き入れです。 個人的にイタリア料理の本質とは肉料理だと思っています。見るも美しい焼け具合で豪快な量が出てきました。凄いです。めちゃくちゃ美味しい、、、、!柔らかく切れ、オイリーでなく、かといって食感を邪魔せず味わい深い肉。表面のカリッとしたテクスチャーとスモーキーな香り、中はふっくら緩やかに熱がかかった赤い、甘い肉。 これだけの肉はそうそうお目にかかれません。それは肉質もさることながら、火入れの技術でもあります。これだけの肉を焼き切る技術、これこそイタリア。カステルフランコのレストランで食べたタリアータ、イタリア人の家で振る舞ってくれた炭火グリルの塊り肉。私がイタリア人から教えられたイタリア料理の本質は、この素晴らしい肉料理です。まさかバンコクでこれほどの肉料理が出てくるなんて。 そして合わせて出てきたワインはなんと、アンティノリを世界に知らしめるティニャレロ2015。まさかのスーパータスカン!口に含めば目の前にトスカーナの畑が本当にありありと出てくるような素晴らしくいきいきと、力強い味わい。イタリアらしい清涼感のあるブーケ。ひんやりとした貯蔵庫の小さなオーク樽。長く、とても長く続く余韻、、、、 程無くして歌い出すオペラ歌手。ベルカント唱法でホールに響く歌い手4人の、空気を揺るがす美しい歌声。完璧に本物です。凄い。肉もワインも唄も凄い。これはもてなしてくれた友人も、私のこの完全なアホヅラになっているのをみて満足だったと思います。魂が完全に抜かれていました。 さてここからがまた凄かった。まずはアマローネのグラッパ、カスターニャ。これも飲めと出てきたのが75度の緑色のグラッパ。カメリエーレが火をつけて飲ませてくれました。なぜこんなにグラッパばかりが出てくるのかw そうして盛り上がっていたらシェフが挨拶に来て、そのまま座り込み、ワインやグラッパの話に。 じゃあ、これは飲まないとね。と出てきたのがGAJAのグラッパ3種平行テイスティングです。 私はGAJAがグラッパを作っていることすら知りませんでした。GAJA、それは揺るぎなきイタリアワインの王。バルバレスコなんか栓が開いてないのに抜いてしまう始末。それは完全なるグレードの違いです。グラッパ一つを取ってもこのようなものがサーブされるという素晴らしさ。それは、このレストランがいかにお客を楽しませるかをよく知っているということでもあります。それは、まるで紛れ込んだイタリアの田舎にあって、常連客でいつも賑わうレストランのように。やはりバルバレスコは夢のような味がしました。(1本持って帰れと言われたけど恐れ多くて流石に強硬にお断りしました) もうだいぶクラクラしていたのですが、シェフがこれも飲めと持ってきたのが彼お手製のレモンチェロ。多分カルボナーラロマーナの話をしていてローマの話になったくだりで出てきたと思います。 実に素晴らしいレストランです。それは私の友人が常連客であるということもあるでしょう。バンコクで長く続く本格イタリアンで、ワインセラーも素晴らしいし、エノマティークにはオルネライアが鎮座しています。凄い。素晴らしい。大興奮の素晴らしいディナーでした。 気がつけばまた私たちは最後のお客でした。お店のオーナーが挨拶に来て、そのままみんなで退店です。4時間ほどは過ごしたでしょうか、良きディナーは時を忘れさせてくれます。それは、何も素晴らしいお料理に限ったことではなく、そのお店やその場の雰囲気が大きく寄与するのでしょう。思えば、素敵なレストランはどこも、気がつけばいつも最後の客です。 それは去りがたい時間が続いた証でもあります。
【文化成熟度を計る為の指針 -1】 最近特に日本の各国料理の水準の高さを感じます。年末に食べたイタリア料理店のパスタは、イタリアでもそうそうお目にかかれるようなものではないでしょう。例えばそれは、日本のイタリア料理店の肉料理の水準がイタリア本場の平均値までまだ到達していないとして、パスタやピザなんかはもうイタリアを超えているんじゃないかと思っています。ミシュランが日本であれほど星をつけたのも、日本が美食の国で群を抜いて平均値が高いからだと思います。とにかく多彩な調理法。そしてずば抜けて鮮度が高く豊富な海産物。肉料理はやや全体的に見劣りするものの、他国の文化を受け入れ取り込んでいくのが本当に上手いと思います。 バンコクは国際都市です。特にこのエリアに関しては人種の坩堝であり、異文化を飲み込んでいくのですが、日本とプロセスがやや違っていて、この店もそうですがイタリア人がイタリア人のために開いたレストランです。タイ人がイタリアンを取り込んだのではない、そういったところが日本との違いでしょう。このエリアには上質なドイツ料理や日本料理、インドそしてエジプト/アラブ系などよりどりみどりの本格民族コミュニティの為のレストランがあるのです。 なので、バンコク最後の晩餐にタイの友人がイタリアンを選んでくれたことに感謝です。私がワインを好きなことを知っているし、彼もワインが好きだからチョイスしたのでしょう。どういったレベルのイタリアンが出てくるのかとても楽しみです。Asokの駅から北にずーっと上がっていったところに瀟洒な1件屋のイタリアンレストランがあります。TOPTABLEにもノミネートされていますね。扉を開けるとまさにイタリアの田舎のレストランのような雰囲気。席に案内されたらグリラー前の特等席でした。友人はすでに座っていて白ワインを飲んでいます。よくこのお店に来るのか?ときいたら「今週は3回目だ」という常連様です。 メニューを開けて選びます。まだ舌が子供の息子はカルボナーラを食べたいと。カルボナーラほどお店の思想が反映されているパスタは無いと思うので期待です。あとは、友人にお任せで。 イベリコの生ハムはとても上質。ベジョータっぽいですが未確認です。フォカッチャもレベルが高いです。スターターのシーフードは素材の良さがよく出ていました、特にホタテがとろけるように美味い。次の巨大なマッシュルームはマッシュルーム自体が肉厚で本当に美味しかったですが、技術を感じるようなものではなかったです。(大きな1つを焼いて目の前でデクパージュするのは評価)美味しいけど、それはあくまでまだ”タイのイタリア料理”というレベルを超えてなかった。 次にサーブされたカルボナーラは普通に美味しいカルボナーラでしたが、カルボナーラロマーナではなく評価に値せず。もう少し濃厚なもののほうがいいです。もう一つ、ピザの話で盛り上がったのでディアブロも頼んでしまったのですが(友人が小さいっていうのに出てきたらデカかった)、これはペパロニじゃないの?というピザでこれもどこでもあるような味でした。 ここまではただの高級そうなタイのイタリアンでした。ここまでは。それではエクセレントをつけるわけがない、というわけで2に続きます。
【 トマホークはオアズケ 】 糖質制限終了後37日目。 この日はI&Y社との会食。こちらのイタリアンレストランへは約10ヶ月ぶりの再訪です。 akira i さんオススメのトマホークを食べる気満々で向かったもののオーダー権は上司の手にあったので、残念ながらトマホークにはありつけず。(あとで前回のカキコミ見たらびっくりするほど今回と同じでちょっと笑えたけど。) ラムチョップももちろん美味しいけど、毎回同じじゃつまんないよ。次こそはトマホーク。プライベートで行くしかないかな。 #タイ赴任 #イタリアン #ステーキ #ANZCO (じゃないけど) #ワイン #会食 (2019.01.29.Tue)
糖質制限25日目。 この日の会食はこっちに来て初めてのイタリアン。(ランチでは一度だけ行ったけど、会食(夜)では初のイタリアンです。) (ランチで行ったイタリアン@Gianni Ristorante) https://retty.me/area/PRE999764/ARE1025/SUB102502/100001314309/31181287/ ただ、イタリアンって糖質制限的には厳しいんだよなあ。 さてさて、オーダーは全て上司にお任せした結果、こんな感じに仕上がりましたよ。 前菜の盛り合わせ、ポルチーニ茸のリゾット、ペンネのペペロンチーノ(?)、ラム肉のローストに、最後にチーズ盛り合わせ。(更にデザートまで食べてたツワモノも、、、。) ポルチーニ茸のリゾット、ペペロンチーノ、ブルスケッタ、パン、、、んー、糖質摂りまくりだな(笑) ま、仕事だし已む無し(笑) しっかし、最後のラム肉はジューシーで旨かったな〜。赤ワイン合いまくり! 料理が旨けりゃ当然ワインも進むワケで、スパークリングワイン → 白ワイン → 赤ワインと飲みまくった結果、1人1本半以上は飲んだんじゃないかなあ。 久しぶりのイタリアンは糖質制限的にはマズかったけど、満足! パーソナルジムのトレーナーのひとこと。 「おお、がっつり糖質ですねー、、、タンパク質は最低限とれているのはよいかと!明日の夜は節制できるとよいですかね!」 #タイ赴任 #イタリアン #ステーキ #ANZCO (じゃないけど) #ワイン #会食 #BO'DI:K (2018.03.28.Wed)