更新日:2017年05月21日
ケープタウンについ先週オープンしたというお店に友達に連れて行ってもらいました。肉類で有名なFranky Fenner系列のお店だと説明を受けたのだけど、日本でいうミート矢澤系列みたいな感じなんだなあと勝手に理解してみました。 エイジドビーフのステーキとか、豚の頭を使ったフライとかお肉にこだわったお料理の数々。南アフリカ産のワインとお肉でとっても幸せな時間でした。お店はカジュアルでオシャレな若者が集うお店という雰囲気でした。 ASHという店の名前はシェフの超カッコいい女性の名前。年末に東京に行ってラーメン食べるのが超楽しみと言ってました。日本に来たらまたメニューもインスパイアされてすごい料理が出てきそうで楽しみ。
アフリカ野生動物の肉を食す。「OLIFANTSHUIS RESTAURANT」 Clanwilliamの町でもっとも賑わっているレストラン・・・というか、ほぼオンリーチョイス。 店名の由来は、街の脇を流れるオリファント川で、この川の水が下流のワイン畑に肥沃な水を供給しているようです。 店内でもっとも目を引くのは大型のレイヨウの仲間、クドゥ kuduの剥製。 ・・・そう、実はこの店で食べられる現地料理というのは、ゲームミートと呼ばれる野生動物の肉だったのです。 ちなみにメニュー表記の基本はオランダ語から派生したアフリカーンス語。 横に英語表記もあるのでやっとこさ解る感じであります。 ワインの名産地、南アフリカではワインの種類が実に豊富。 こちらはNEDERBURGという銘柄。こちらは地元のCEDERBERG。 ビールも日本ではあまり見かけない銘柄があれこれ。 CASTEL LAGER こちらは南アフリカのポピュラーなビール。 Black Label Beer こちらも南アフリカのビールになります。 Windhoek 南アフリカと国境を面するナミビアのビール。 南アフリカでよく見かける結構人気のビールで、これが一番好きという人が多かったようです。 AMSTEL LAGER こちらはオランダの銘柄ですが、南アフリカで生産されています。 やはりオランダ文化との繋がりは濃いですね。 Calamari RepiesCalamari Strips 35ランド カラマリつまりイカフライ。南アフリカではどこへ行っても置いてある定番メニューでした。 Rooibos & Butterskorsie SopRooibos & Butternut Soup 25ランド 南アフリカの特産物といえばルイボスティー。そしてこのClanwilliamはルイボスティーの工場がある町なのです。 このスープはルイボスとバタグルミで作ったもの。独特な香りでなかなか美味いですよ。 SlakkeGarlic Snails 30ランド いわゆるエスカルゴ。黒パンに乗せていただきます。日本円で300円相当は安い!!それとも日本が高すぎるのか?? KoningklipKingklip 90ランド Kingklip(Genypterus capensis)はアシロ科に属する魚で、南アフリカの重要な食用魚の一つ。 見た目は細長いタラのようですが、比較的身がしまっており、まるで分厚いシタビラメのよう。なかなか美味しいですよ。 Springbok Carpaccio 48ランド ついに出た!ゲームミート!!! スプリングボックは一属一種の小型レイヨウ。 ラグビーの南アフリカ代表が「スプリングボックス」の愛称で呼ばれたりするように、南アフリカを代表する野生動物として愛されています。 今回の道中でも夜道を車で走っていた時、いきなりこいつが飛び出してきたりと、郊外では普通に見かけることができる動物です。 その、国を代表する動物の肉をいきなり生でいただくわけですが・・・ なるほど予想通りというか、味わいは鹿肉そっくり。 脂肪がほとんどなく、赤身の強い味が楽しめます。 まさに南アフリカならではの肉料理ですね。 Volstruis FilletOstrich Fillet 95ランド ダチョウのフィレステーキです。ダチョウはケープタウン郊外でも普通に走り回っており、まさに現地食材。 よもや鳥の肉とは思えない、食べ応えある赤身で、ボリュームたっぷり、弾力たっぷり。ワインとルイボスのソースで味付けされていて、個人的にはこれが一番美味しかった!! ・・・さて、次は何でしょう?? 鉄串で吊るされた奇妙なサーブで登場したのは・・・ Espatada 110ランド ポルトガル式のビーフステーキ。ガーリックで味付けされた250gの肉が鉄串で吊るされています。 牛はもちろん野生のものではなく、放牧されたものですよ。 ギュッと詰まった赤身は噛み応え食べ応え充分。 和牛の霜降り肉とは対極にある、肉食人種のための肉ですね。 しかし、さすがは肉の国。肉の量、種類ともに充実しまくりですね。 Creme bruee やはり長きに渡り白人に支配され、ヨーロッパからの貿易拠点として栄えてきた国だけあって、現地の食材を用いながらも調理はほぼ、オランダ、英国、フランスという、宗主国および移民の出身地に由来するもの。 レストランの食事からでも、その国々の文化背景がよ~く見えてくるのは、実に興味深いことですね。 http://ameblo.jp/ropefish/entry-11375388375.html