更新日:2023年07月21日
幅広い年代に愛される本場仕込みの台湾&中華家庭料理
(2023.07.19) 倉敷へ移動した夜 1992年の創業から30年、地元の方から絶大な支持を集めると言う『あじ仙』を訪ねます マクドナルドやミスタードーナツが並ぶ白楽町交差点近くにあるお店は笹沖から移転して10年ほどとのことですが、近年リニューアルをされたようで新店のような美しさでありますし… 評判通り人気店であるようで、平日の夜でありながらファミリーでのお客さまを中心に60席ほどの店内は埋められていました 先ずは「台湾酢豚」 馴染みがあるピーマンやにんじんとのともにケチャップが加えられた甘酢餡で綴じられたものとは異なるシンプルなものでありまして… 酢醤油のさっぱりとした味わいがクセになりそうでありました そして「鶏の唐揚げ」 人気No.2とある鶏唐の地獄炒めと迷いましたが、地獄との文字に慄き… しっかりと下味が滲みた鶏肉の旨みとサクッとした衣の歯ざわりが楽しめます 「ローバー飯」 ちょっと馴染みがないネーミングでありますが、ルーローハンとして知られる“魯肉飯”の台湾語の発音であるようで… 15mm角ほどにカットされた豚肉の柔らかさと、ご飯に染みたタレがおいしい逸品でありました 続いて「スタミナ炒め」 プリプリっとしたホルモンの歯ごたえとシャキッとしたモヤシ そして甘みと辛みのバランスが取れたタレと三味が一体となったおいしさは白飯が欲しくなるような味わいでありました 「ぎょうざ」 注文が入ってから握られているようにも思えるしっとりとした薄皮で包まれるのはガッツリとニンニクが効いた餡でありまして… タレを使うことなくいただけます 「ニンニクチャーハン」 その名の通りしっかりとにんにくの香りが効いたものでありまして、甘みを感じる醤油の旨みリピート間違いないおいしさでありました ここまで十分にお腹も満足していたのですが… いただいたお料理はどれも化学調味料をあまり使っていないような優しい味わいであったことから、もう少しそのおしいさを楽しみたいと「マーボー豆腐」 最近は麻辣が効いた四川の麻婆豆腐をいただくことが増えていますが… こちらでいただくマーボー豆腐は実に優しい味わいでありまして、お豆腐の滑らかな舌ざわりを楽しくことができました 「ホーレン草炒め」 炒められてほうれん草にたっぷりなスープがかけられているのですが、このスープが実に秀逸なものでありまして… ほんのりと感じるニンニクの風味と絶妙な塩味は絶品でありました 「台湾まぜそば」 人気No.1の台湾ラーメンと迷いましたが、シェアのし易さもあってNo.5のまぜそばをいただきますと… お醤油の甘みに魚粉の旨みが食欲を掻き立ててくれる日本人の嗜好にあった一品でありました https://synapse-gourmet.blog.jp/archives/37591070.html