
旅の楽しみの1つは土地のうまいものを食べることである。総社駅に降り立ち、この店に向かうとなんとお休みであった。しかし、店の前に3人ほど並んでいる。近くに寄ってみるとパンの自動販売機があった。これは助かったと思ったが、老婆が大量にパンを買い込んでいるので、時間がかかる。さらに100円玉を溝に落としたのでさらに時間がかかった。次の列車まで時間がない。 それでも老婆の買い物は終わったと安心したら次のおばさんがコインを入れてまたたくさん買い込む。そして私が買おうと思っていた最後の揚げパン「上あん」がそのおばさんに買われてしまったのである。そのおばさんに無理を言って写真撮影だけをお願いしたら、毎日買っているのでお分けしますと譲っていただいた。 その揚げパンは普通のあんぱんをさっと油にくぐらせただけなので、カリカリ感は無い。しかしシナモンの香りがしてなかなかの味であった。なお袋には「上あん」と表示されているが、地元では「油パン」と呼ぶことをおばさんに教えてもらった。袋の裏側にも「菓子パン(油パン)」と印刷されてある。