
予定の狂ってしまった休日は、平日と変わらない夜に。
ベースキャンプにじっとしていられずに街を飛び出し向ったのはいつもの街。
しばらく、欲していたたこ焼きを食べ、いつもと違うルートでDEEPエリアへ行き、軽く一杯で落ち着きを取り戻す。
さて、最近の隠れ家にでも向おうか。
パトロールしながらと言う気にもなれない、楽しそうな若者達の姿とこの地の生活感のギャップを感じながら薄暗い商店街をぶらり。
もう少し先へと行けば、いつもの店に向う曲がり角。
その前に、ほぼしまっている商店街の中にあって灯っている明かりが目にはいてくる。
チラリと店をみると目に飛び込んでくる暖簾。
一人鍋ポパイ。
6月も半ばとなり、鍋どころかラーメンすらシーズンオフとなっていますが、なんとなく引き込まれるかのように暖簾をくぐっていました。
店内はくの字のカウンターのみの、地域に根ざした老舗居酒屋的な雰囲気。
常連と思しき接客数名に、見た目と接客にギャップのある優しそうな店主。
角にすわり、壁に貼られたメニューを振り返ってみる。
ずらりと並ぶ鍋料理メニューと、若干のおつまみ系。
もちろん、ドリンクもありますが、そのラインナップをかなり限られている。
しかし、これはこれでまたいい。
鍋好きとしては、どれも魅力的ではありますが、
あまり食べなれていない、いや甘いものが苦手で避けて通っているすき鍋(950円)をノリに任せてあえてオーダーしてしまいました。
ちなみに鍋の価格帯は700円~800円。
これは驚くべき安さ。ラーメンと一緒じゃん!
健康的だし飲みの〆、ないし中休みにはちょうどいい。
そしてドリンクはチュウハイ(350円)を。
店主と常連さんの中、完全アウェーな感じが身にしみるところですが。
それはそれで楽しみながらしばし待ちます。
さほど広くないカウンターに電気式のヒーターが置かれる。
そして、想定外にお通しでスパゲッティーサラダ。
つまみながら飲みながら待ちます。
よくよく見ると、小さな黒板にもおつまみが書かれている。
う~ん、何たたのもうか?
しかし一人前とは言え、どんな量なのかは確かめてみてからにしようと一旦検討時間を設けることにします。
しばししてカウンター越しから差し出された銀色の鍋。
そのビジュアルと言ったら・・・素敵すぎ!!
きれいなピンク色が山を多いボリューム万点。
煮えれば見た目の量は減るでしょうが、それでもボリュームがありそうです。
一番高温にして、ぐつぐつと煮えはじめると飛びちる出汁が衣類につかないようお絞りに隠れる。そして、玉子をわってスタンバイ。
よし、そろそろ行きますか。
肉がまだピンク色を纏ううちに、いただきます。
まずは何もつけず。
出汁が甘すぎず、サッパリしていていい感じ。
いや~ドリンクは、やっぱビールにしときゃよかった。
そんなことを思いながら続いて野菜。
白菜、えのき、ネギ、豆腐にしらたきなど種類も盛りだくさんで、やはりボリュームもなかなか。
のんびり食べながらと言うより、いつの間にか真剣に食べ始めていた。
きっと、その量に残してしまいそうな危険を感じたからでしょう。
2/3くらい食べ終えたとことで、生たまごがなくなり、おい玉子。
軽くしかつまんでいないとは言え、3軒目でこの量はちょっとしんどいくらい。
一人鍋とは言え、飲みのつまみとするならば2~3人でちょうどいいくらい。
満足を超えるくらいのうれしい苦しさを味わいながらなんとか完食。
いや~この街の奥深さをますます感じる。
一人暮らしでは、なかなか食べられない鍋だけにうれしい限り。
他にもこの界隈、一人鍋の店はいくつかあり、
人気があってなかなかハードル高いだけに、ここはいい感じの隠れ家。
いい店、見つけた。