【また行きたくなるねん！再訪記】旬の広島呉直送「生セル牡蠣」堪能。
◆こんなお店
近鉄「針中野」駅、駒川商店街エリアで営業している飲食店は、安くて美味しいのは当たり前で、地元のお客さんにいかに愛され、気の置けないお店の雰囲気を出せるかが大きな商売のカギとなっています。
ここ『炭火串焼 松ちゃん』の松ちゃんこと松井店主は、見るからにキャラが立ち、初めて行ったお客さんにも暑苦しい・・・いや愛くるしい笑顔（笑）で迎えてくれます。
この地で18年も飲食店を続けているということは、それこそ立派というしかありませんが「矢沢永吉 命」の熱血オヤジ店主だからこそ、幾多の苦難も乗り越えて、いつもお客さんの「おいしい！」の一声をかけてもらうことで商売をやってきたという姿勢も頷けます。
◆ディナータイム実食レポ（税込）
・生セル牡蠣（2個）：500円
・松ちゃん焼鳥（塩・醤油2本）400円
・ぶりかま焼き：480円
・まぜそば：650円
・串焼き1本：150〜200円
・その他
このお店は、串焼きをメインながら一品も豊富で、旬の魚介類も産地直送の新鮮なものがいただけるのも楽しみ。
この日は、広島呉直送「生セル牡蠣」を最初に注文。セル牡蠣というのは、殻付きの牡蠣のこと。セルは英語の「Shell＝シェル＝貝殻」が変化したもの。「殻付き」と「剥き身」を区別するために、市場などでそう呼ばれるようになったことがはじまりです。
その新鮮なセル牡蠣は、きれいに水洗いされたプリプリの身にすだちをぎゅっと搾ってかけただけで潮の香りとさっぱりした身を堪能できました。やはり旬の牡蠣は絶品です。
いつもの串焼きは、牛肉のこりこり（動脈部分の肉）、ホルモンのこころ、てっちゃん、みのやハラミ、とりかわと1本ずつ炭火で丁寧に焼いてもらい、創業以来継ぎ足した松ちゃんたれに漬け込んでからまた焼いて目の前の皿に盛られます。
肉それぞれの味をさらに引き立てる、秘伝の松ちゃんたれが、肉それぞれの食感とともに、じわ～っとお口に染み渡ってきます。この焼き加減も串焼き職人の腕の見せどころ！一番美味しく焼き上がる頃合いで「へい！お待ち！」と出てくるのでタイミングを逃さずいただきます。いつもながらこの美味さは堪えられません。
皿や器にもこだわりがあって、それぞれの串をいかに美味しく魅せる（見せる）かのセンスもバッチリ！なので、食撮する際にも絵になります。（投稿写真は、別の日の写真も有り）
後から注文した炭火で焼く「ぶりかま」もよく火が通っていて、ホクホクした脂ののった身が口の中に美味しく広がります。焼き魚は炭火でじっくり焼くのが一番！これもオススメです。
◆お店の雰囲気・特長
炭火串焼き以外に、旬に合わせた店主の腕の見せどころのメニューも豊富で、行くたびにその日の目玉のメニューがボードに記されています。
最近のオススメは、〆の「まぜそば」650円。台湾まぜそばのような平打ち麺に豆板醤がピリッと効いた肉のミンチにきゅうりの千切り、青ネギ、ミニトマト、ごま、にんにくチップを和え、黄卵を落とした松ちゃんオリジナル麺。よく混ぜていただくとネバネバそしてとろっとした食感、ピリッとしたミンチ肉と黄卵がマッチしてお酒の〆にはぴったりでした。
お店は、11時まで営業（L.O.22:30）していますが、昭和の居酒屋風で一人呑みの女性や男性も多く、横一列のカウンターながら、すぐにお知り合いになれる和気あいあいした雰囲気も魅力的。
今年最後の「焼き肉食べ放題」は90分で3,000円。12月17日〜20日の4日間。要予約！お肉は、焼肉の本場、鶴橋の肉卸から直で仕入れているので美味しいことは折り紙付き。毎回サプライズで高級部位のお肉も奉仕しているので、今回もお楽しみです。
ちなみに3のつく日は「ハイボール」が300円でお得です！
