更新日:2023年07月24日
外はカリッと中はふわふわ、厚さ4.5cmの幻のホットケーキ
朝9時から開いているので有難い。夜の店の昼営業かと思いきや今は昼しか営業していない。カウンターから望める棚に酒瓶があまり見えないのはそういうことなのか。但し棚の三分のニに掛かっている簾の先にガラス瓶が光っている理由は判らない。 コテ跡を残した漆喰風の壁、革椅子、年季の入った木製カウンター、昭和のバブリー時代を感じさせる内装や家具に馴染むが、冷房が効き過ぎるので持参のジャケットが役に立った。 名物のホットケーキは注文してから二、三十分かかると念を押され了解すると、そのうちに見えない壁の向こうからミキサーの回転音がしてくる。 20名ほどのキャパの店でワンオペは忙しいが、単価の高いパンケーキが売れているのは幸甚である。 フレンチトーストにあまりミルクは浸しておらず、 パンケーキの目の細かいことに目を丸くする。 年増の女将のワンオペかと思っていたらいつのまにか若い女性がカウンターに立ちイノダの赤缶の豆をグラインダーにかけていた。 豆を挽いたら次は大きな氷を布巾に包み左手に乗せ、アイスピックでカツカツと砕き始めた。 文章が長いのは店が居心地良くて、滞在時間が長かったことが理由である。
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