
今回の旅の目的地はこちら、東尋坊にあるやまに水産です。老舗の蟹問屋で表通りは浜焼きや蟹、海産物の珍味などを売っていますが、裏には海鮮料理の割烹もあります。裏と言ってもこちらのエントランスは立派なもので、越前蟹を扱う老舗にふさわしい佇まいです。そういえば玄関の上の蟹は昨年はなかったような?看板も新しくなったようで、改装されたみたいですね。 まず、料理に使う蟹を選びに行きますが、今年は2日前までの悪天候で漁ができず、危うくお目にかかれないところでした。大きくなればなるほど単価が上がるので、敢えて大きさを求めず、大小を組み合わせて頼むのがコツです。でもほぼ毎年伺っているので、お店の顔とも言えるベテランの名物スタッフさんが覚えていてくれて、今回は私たちは蟹は選ばずにその方におまかせで見繕っていただくことにしました。もちろん、私たちの好みをよくご存知なので、調理代や大好きなかに雑炊も含んでのおまかせです(^ ^) 蟹はただ茹でると言っても小一時間はかかりますから、東尋坊散策に向かいました。でも強風でめちゃくちゃ寒い‼︎早々にカフェで時間潰しです。これも例年ですねσ(^_^;) 時間を見て店に行くと、いつもの2階のオーシャンビューの個室に案内されます。澄み渡った青空、青い海に白い薄雲という絵に描いたような景色に一同感動‼︎ しばらく歓談タイムとなり、いよいよ蟹が運ばれてきました。まずは焼き蟹がめいめいに供されます。これで半身近くあります。熱いうちに頂かないと身がくっついてくるので、無言で身を掻き出すのですが、ついてきたレモンを使わずとも甘味と香ばしさで美味‼︎そして刺身も来ます。甘くて口に入れると歯触りがしっかりしているのに繊維が解けて溶けるような口当たり、これぞ蟹刺しの醍醐味ですね。最後は茹で蟹です。王道の食べ方で、ポン酢やレモンや塩で各自工夫しながらいただきました。なにしろ味噌もたっぷりで、新鮮なので生臭さは皆無、甘さもあり、味噌をつけて食べる蟹は最高です。〆は蟹雑炊、これもたっぷりの味噌を使って卵を落とした雑炊で、これがないと終わった気がしないのは私だけ⁈ 1人2はい換算で約3万円を少し上回るお値段、越前蟹なのでこれを東京でやったら確実に2桁近くなると思います。それに鮮度も地元に勝るものはありません。毎年お邪魔していますが、今年も足を伸ばすだけの価値のあるツアーでした。また来年、名物おばさまに会えることを願いつつ、店を後にしました。