
お食事&喫茶あおき(立山)【室堂平と玉殿溶岩カレーで和む】2022CURRY88店191食目
2022.5.22
2017年以来カレー3142食
■立山カルデラ博物館とコラボレーション限定メニュー「室堂平と玉殿溶岩カレー」 ¥800
▷サラダつき
●アイスコーヒー
美女平から立山ケーブルカーを下って立山駅に着いて、ゆっくり乗り換えしていたら、富山電鉄富山行きの列車が出発してしまいました。そんなに急ぐ乗り換えだとはノーチェックで乗り逃し。11:50の電車を逃したのですが、時刻表を見たら次の電車は13:00だというのです。あらまぁ、ずいぶんとゆとりの乗り換えになりました。
さて、どうしようかと駅の壁を見たら、"室堂平と玉殿溶岩カレー"というポスターが目に留まりました。それで、立山駅ロータリーに面するお食事&喫茶あおきの店舗前のテラス席に陣取りました。期せずして神様が与えてくれた1時間余りの乗り換え休みです。
駅に向かって座ったら感動しました。駅が山に囲まれて、駅前の風景が美しいばかりの緑の風景なのです。これを見たら、東京駅前にビルなんか建てないで、山と川でも作ってくれと言いたくなるくらいに心地よかったのです。
注文したのは、もちろん室堂平と玉殿溶岩カレー。折しも、昨日から立山室堂平のホテル立山で過ごし、-1℃の朝の雪景色を眺めて、みくりが温泉への散策路で雷鳥観察を楽しんできたところなのでした。
出てきました。
室堂平と玉殿溶岩カレー
ご飯が二つの塔のように並びます。一つは胡麻を散らしていて、これが浄土山の花崗岩を表します。今朝方、雲間から眺めたのが浄土山でした。
もう一つのご飯の塔は、弥陀ヶ原火山を表していて、糸唐辛子と福神漬が4万年前の噴火を表現しています。
説明書きによれば、4万年前に、浄土山の隣にあった弥陀ヶ原火山が大噴火を起こして、室堂平の平坦な地形を生み出したのだと言います。それで、カレールーが室堂平を表現しているのです。
黒部立山アルペンルートには、黒部ダムカレーという随一のダムカレーを擁するだけに、確かな根拠を持ってジオラマのようにカレーを盛り付ける表現が楽しいです。同じ沿線ルートのご当地カレーとして、この室堂平と玉殿溶岩カレーのつくりは、隣にある立山カルデラ博物館とのコラボレーションとしてよく考えられています。
カレーは、ごく普通のカレールウで作るカレーソースなのですが、とてもおいしいです。家庭で丁寧に作るようなみんなが大好きなカレーライスの味がしました。
楽しいし、美味しいし
神様のちょっとしたいたずらで、また新しいカレーメニューに巡り合ったのでした。
めでたしめでたし