こんな所に⁇ と誰もが思う穴場イタリアン。 電車の駅からは歩いて行けない程の奥地にこの店はある。 風になびく大きなイタリア国旗とシチリア州の旗が目印。 大きな住宅のガレージを改造したような空間にイタリアから持ってきた調度品が素朴かつダイナミックにレイアウトされている。 薪を焚くピザ釜が入口のアクセント。広いホールは赤い木の椅子と赤白チェックのテープルクロス。 そして、ゆとりのある赤白オープンキッチンに店主が一人。ホールにはウエイトレスもウエイターもいない。 料理は全てアラカルト! 種類も豊富だ。 容赦なく2人で頼んだのは以下の料理。 ■前菜盛合せ(生ハム、グリーンオリーブ、ホカッチャ、キッシュ、煮込野菜他) ■トマトの入ったサラダ ■生ハムとルッコラのピザ ■豚肉のロースト ■ホウボウのアクアパッツァ ■エスプレッソをかけたバニラアイス どれも美味。 下味や調理の仕方がホンモノみたいに。素朴ながら手が込んでいるような、計算された勢いがあるような。 ここの孤独なシェフは3年ほどシチリアに滞在してそれを身体で覚えてきたのだろう。 特に豚のグリルのハーブには唸る。そしてアクアパッツァホウボウが見えないくらいに入っているムール貝はふっくらジューシーで味わい深い。 「なぜここに…?」最後までそれは謎のままだった。 お客は、夫婦客や大人家族客が4組、一人客が2組だ。 当然さばけない、遅い。しかしお客は耐えている。美味い料理を食べたいからだ。 ドリンクは自分で冷蔵庫から取ってきたり、オーダーはお客がメモにして渡したり。 そんな協力が温かく微笑ましい。 再訪を心に誓い店を後にした。
口コミ(3)
オススメ度:100%
口コミで多いワードを絞り込み
ほんと穴場!でも超本格派! だからお客さんはかなり入る人気店! 料理の聞いたことない本格すぎるのが、場所に似合わず最高です!
今まででいちばん美味しいナポリピッツァのお店 薪釜で焼いたフワフワモチモチは至福の食感 基本小さなピッツァなのでひとりでも大丈夫です 本場ナポリではピッツァはシェアしないので小さいサイズです ランチは川崎野菜と根菜のズッパに数種類のピッツァから一品選んで1000円~(選んだピザによって変わる) 今回は今週のピッツァから『クアトロ・フォルマッジ』をチョイス モッツァレラは本場ナポリの「Euro Iovine」を使用し、本格的な生地に本場の4種のチーズが相まって、どこにもない美味しさに 夜のシチリア料理も本格的 のんびりワインを飲みながら、本場の味を楽しめます 住所で検索すると通り沿いにあるみたいだけど、その手前の狭い坂を下った先の右側 小さな看板を目印に 店頭に車を駐めるスペースはあります 駅から歩くと25分ほど登り続けなくてはなりません シェフひとりで調理もサービスもしているので、時間かかるのは承知のうえで訪問下さい 夜は客がいないと早仕舞いするから電話してから行った方がベストです