
金曜日のランチで訪問しました。
鶴岡八幡宮方面へ続く小町通り。
週末ともなると観光客でいっぱい、さながら竹下通りのような賑わいです。
その小町通りに面する「こもれび禄岸」の2階にあるのが「OXYMORON komachi(オクシモロン コマチ)」。
オシャレな空間で頂く香菜たっぷりの創作カリーと甘いものと雑貨のお店。
「和風キーマカリー」「エスニックそぼろカリー」に加え、本日のカリーがあり、旬の食材とスパイスの組み合わせが楽しめます。
「チーズケーキ」「レモンケーキ」等、甘いものの種類も豊富で、1杯ずつ丁寧に淹れるドリップコーヒーとともに味わえます。
青空が広がる気持ちの秋晴れの心地よい金曜日。
開店時間(11時)の少し前に到着すると既に数組の行列が。
11時になると先に予約客から呼ばれていきます。
あっ、予約もできたのか。
ちなみに、ネットではなく電話での予約だったこと、5分前に皆さんお揃いになっているようにと言われたこと等のようで、キチンとしているなぁという印象でした。
たしかにカフェスタイルの営業なので滞在時間が長く回転は決してよくないので、並ぶ時間はどうしても長くなりがちなですしね。
どうにか1巡目にて。
開店直後の静かな空気に誘われて席に着き、定番の「和風キーマカリー」を。
せっかくなのでセットメニューとし、カリー+ドリンク+デザートにて。
そうなのです、カリーのみのオーダーは少なく、みなさんがオーダーしていたドリンクやデザート類もとても美味しそう。
■ 和風キーマカリー
根菜と豚挽肉を使った、スパイス控えめのマイルドな味わい、トロりとした温玉がたまらない一皿。
衝撃的に美味しかったです。
まず目に入るのは、白いご飯の上に盛られたキーマ、その中央にトロりと沈む温玉。
仕上げに散らされた青ねぎの緑がよく映えて、食欲が高まります。
まず、豚挽肉と根菜の甘みがフワッと口の中に広がり、スパイスは主張すぎずに寄り添ってくれる感じ。
まさに“スパイス控えめのマイルドな味わい”で、温玉が全体をやさしくまとめる仕組みになっています。
青ねぎがたっぷりのっていて、エスニックな感じではなく、出汁が効いていることから和風な印象です。
これが食べやすくてどんどん食べ進むことに。
たっぷりとかかった青ねぎは辛味がなくキーマの味を邪魔しません。
シャキッとした歯応え、加えて温玉のまろやかさ、後から追いかけてくる辛味と。
この“和風キーマ”は、豚汁から着想を得たと言われ、具材をじっくり炒めて重ねた旨みに、味噌や鰹節の和の出汁感が加わったかのよう。
この和の出汁感のおかげでコッテリしすぎず、しかし物足りなくもありません。
スパイスの香りとの相乗効果により、バランスのよさがなんとも心地よいのです。
食べ進めるうちに、中央の温玉を崩して混ぜれば、辛さがやわらいで、まろやかさが一段と増します。
途中で味変できるのも素晴らしい。
途中で青ねぎの清涼感も効果的に働き、最後までスプーンの手が止まりません。
和風出汁が効いていて食べやすく、大満足。
辛さは好みで選べるシステムで、「中辛」は軽い刺激とのこと。
辛さはもう一段階上げるのがよいと判断し、自分は「辛口」、同僚は「大辛」としましたが、やはり想像していたよりも辛さは抑えめでした。
次回頼むなら「大辛」にするかな。
辛いものが好きな人は「大辛」以上がオススメ。
温玉のまろやかさでどうしても甘くなりますしね。
以上、派手さよりも丁寧さが前面に出た一皿。
スパイスの高揚感もしっかりあり、和の発想で全体を整えつつ、さらに温玉で丸みをつけていきます。
ご飯は国産米とのことでもちろん美味しく、キーマと相性がよいのも素晴らしいです。
すべてのカリーに別添えでピクルスと胡桃のおやつが付きます。
ピクルスは柚子酢で漬けたとのことで、香りも味も大変美味しい。
ピクルスが和モードをより引き立ててくれます。
「胡桃の砂糖掛け」も、その甘さが口直しのアクセントにと心憎い演出です。
■ アイスコーヒー
丁寧に淹れたことがよく分かります。
ほどよい苦味と酸味で飲みやすいです。
■ レモンケーキ
レモンの皮をたっぷりと使ったケーキは、その生地の密度が高く、少しもちっとした食感。
レモン風味の酸味のあるアイシングが、コーヒーと本当によく合います。
以上、店内はテーブルは広めで、明るく気持ちがいい。
食事や接客はもちろん、オーガニックな雰囲気も、窓から見える青々とした木々も、全てが素敵な食体験でした。
ちなみに大盛にした同僚は3,000円に。
高い!
リーズナブルな価格設定ではないので、若者等の姿はなく、落ち着いた方々が静かに利用されているオアシス的な存在です。
再訪はマスト。
次回はやはり人気メニューの「エスニックそぼろカリー」を。