
2026(令和8)年6月平日17:15-18:00 ちょっとレトロなケーキ屋さんで娘とお茶を(*˘︶˘*).。*♡ 《ふらんすやま 保土ヶ谷店》さんは、とーーーっても地味なJR保土ヶ谷駅の、更に地味な「東口」を出てバスターミナル方向に歩道橋を渡ること徒歩1分の場所にある大切なケーキ屋さん(◍•ᴗ•◍)♡ 本店は西区の藤棚に1967年に産声を上げ、こちらの保土ヶ谷店は2号店で1983年〜。 「ふらんすやま」という屋号は、店長さんの美味しいお菓子を追究して作り続ける「うまい菓子を求めて千里の仏蘭西山を登るのである」という言葉からきているみたい。何だかかっこいい^^ 「フランス山」といえば幕末にフランス軍駐屯地だった場所で、横浜中区「港の見える丘公園」に続く一区域。今も遺構が残り、小さな赤い風車が印象的に回っています。 「ふらんすやま」という店名は「横浜の洋菓子屋さん」「横浜の頂」という意識を大切にされているのだろうと勝手に思っています。 店長さんは本店、大奥様がこちらの2号店を切り盛りされていたのではないでしょうか。 私がお店に通い初めてからも20年以上が経ちますが、厳しくも優しい貫禄のある女性が、お店の方達を指導しているのを何度も目にしてきました。 子供が幼児だった頃、荷物の多い買い物帰りに突然子供が寝落ちてしまったりして困り果てると、こちらの喫茶コーナーによくお世話になりました。赤い布張りの長椅子は程良く年季が入り、一番奥の席でこっそりと子供の頭を膝で抱えながら休ませていただいて、私も美味しいお茶とお菓子で一息つける大切な空間でした。 年齢層高めのお客様達が多く、当時はブルーマウンテンを含むシングルコーヒーの種類も多く、スピリッツなど洒落たカクテルのような飲み物もあり、高齢男性がお1人で競馬新聞等を楽しんでいたり、おばあちゃま達が話し込んでいたり。少し厳しそうに見える大奥様が子供の寝顔を覗きながら「可愛いわねえ」と目を細めてくださるので、よく私は胸が熱くなりました。 目覚めると機嫌の良い我が子で、ショーケースのケーキを「わあぁ」とほっぺに両手を当てながら見て目を輝かせていました。当時は350円くらいのゼリーやプリン、ケーキがあったので、それらをお土産によく買って帰りました。 休日に家族でお茶をしている時には、消費期限の近いケーキを大奥様が振る舞ってくださったり、そのような時もいつもいつも子供の成長を喜んでくれていました。 互いに名を名乗らないけれど、顔が分かる。 それはとても特別なもので「まあ、また大きくなったわね」「美人さんね!」など、有難い言葉掛けの数々は母親の私の胸の栄養でもありました。 昨年、突然に保土ヶ谷店は終わりの見えない長期休業期間がありました。お休みを知らせる簡素な貼り紙があるだけで、ずっとシャッターが下りたままで…。 やっと再開されても一時は不安定なままで、品数も減り、働かれていた方達もかなり離れてしまったようでした。 最近はようやく喫茶コーナーも18:00まで復活していますが、かつてのような豊富なドリンクメニューはお預けのままになっています。 ショコラトルという素敵な器に入ったホットショコラのような飲み物も姿を消してしまいました。原材料費の高騰等もあり、焼き菓子や手作りチョコレートもかなり品数を絞っていらっしゃるようです。 相変わらず「まあ、もうすっかり大人ね!」と我が子を見て声をかけてくださる店員さんがいらして、大奥様がご顕在なのが分かり安堵しましたが、再びお目にかかれるかは…。 折しも私や夫の父親達も近年度々入退院を繰り返しており、昨日も私の父が何度めかの入院。今朝、母とお医者様のお話しを聞いて、いよいよ危ないかもと…。ただ、朦朧としながらも本人は昼食を待ち侘びているようなことを口走っており、如何なる時も食欲を切らさない姿を頼もしく思いました。 毎日色々なことが待ち受けているので、私自身は強く在りたいです。日々を受けとめ、自分の歩幅で歩み、できる限り笑顔で。 《ふらんすやま》さんの壁にはずっと数枚のマリー・ローランサンの複製画が飾られています。こちらは大奥様のセレクトではないかと推測しているのですが、私はこの画家の描く夢のような柔和な淡い色彩と女性達の穏やかな表情が大好き( ◜‿◝ )♡ ポーラ美術館にある「ヴァランティーヌ·テシエの肖像」など優美で、かく在りたいと願うような姿です^^ •ケーキセット 1,210円×2 ·フランボワーズムース→娘のお気に入り^^ ·生キャラメルレモン→白いムース。レモンの香りが爽やか •オレンジショコラミニ(お土産) 1,080円 しっかりとした甘さの懐かしいケーキ♪ ご賞味あれ☆✩ ※一部22年3月の写真