更新日:2024年09月15日
厳選食材と技が織りなす贅沢コースで、唯一無二のお寿司体験を
■アクセス 東京メトロ日比谷線・中目黒駅より徒歩10分 ■訪問回数 初めて ■用途 友人とディナー ■概要 中目黒駅と池尻大橋駅の中間ほどに位置するお寿司屋さん。 大将自らが市場に出向いて食材を選ぶことで、優れたネタを安価に提供出来るようです。 食材だけでなく、内装に使う資材も国産にこだわり、空間作りにも力を入れているお店となります。 ■メニュー ディナーメニューは大将が握るコース(25,300円)と、二番手コース(22,000円)の2つのみ。 月曜は二番手の方が握る日になっており、曜日に応じてコースが変動します。 今回は大将のコースにお邪魔し、下記のお料理を頂きました。 ・煮蛸 ・姫サザエ ・蕪 ・平目 ・筋子と鱈の白子 ・柳葉魚の唐揚げ ・梭子魚 ・煮蛤 ・赤身 ・甘鯛 ・鰻 ・木の子のお浸し ・海老 ・中トロ ・平貝 ・土瓶蒸し ・鮑 ・肝ソース ・墨烏賊 ・鯵 ・鮎の甘露煮 ・小肌 ・穴子 ■感想 中目黒に住む友人と食事に行くことになり、近隣で以前から気になっていたこちらのお寿司屋さんを予約。 食べログ百名店に選出されるなど、高い評価を得ているお店であり、期待して訪問しました。 コースは全体的にボリュームがあり、自分も友人も比較的食べる量が多い方なのですが、それでも満腹になるほどの内容です。 こちらのお店を語る上で外せないのが、スペシャリテである鮑。 丁寧な仕事が為された柔らかい鮑を肝ソースで頂いた後、余ったソースに雲丹とシャリを追加するという、他のお寿司屋さんでは味わえない逸品となります。 雲丹の甘みと肝ソースのコクが喧嘩するかと思いきや、お互いの長所を活かしながら相乗効果を生み出しており、思わず笑みが溢れるような美味しさです。 握りの中で印象に残るのは、終盤に登場した小肌。 ネタを締めすぎずに敢えて生のニュアンスを残し、端正な味わいの奥にしっとりとした旨味が感じられる、お見事な握りです。 その他にも梭子魚や甘鯛など、白身が全体的に美味しい印象を受けました。 比較的予約も取りやすく、ちょっと贅沢をしたい時にはぴったりのお店です。 ご馳走様でした。