創業昭和26年渋谷最古のレジェンドカレー専門店。 エチオピア、ナイルレストラン、デリーなどカレーファンにとってバイブル的な名店と言える有名店がありますが、こちら『ムルギー 』もその一つ。なんと、20年ぶりにディナー営業が再開されました。大ニュースですよ。 久しぶりの再訪、お一人様で行ってきました。 2025年7月12日 土曜日 13:44 *玉子入りムルギーカリー *大辛 *チャツネ *ガドガドサラダ 玉子入りムルギーカリー ムルギー と言ったらコレ。選べる辛さは1番辛い大辛に。甘口はゆで卵の上にケチャップがかけられますが、辛口と大辛はケチャップ無しです。カレーに添えられているのは、追加したチャツネと付け合わせの漬物2種。黄色っぽいものはツボ漬け、赤いものは福神漬けと紅生姜のミックスです。カレーはサラサラとも言えないしねっとりでも無い。サラッとしてはいるものの、程よいとろみも感じます。ミャンマーがルーツですが、ミャンマーのチキンカレーチェッターヒンとは違う。インドカレーとも違います。日本的な要素も感じます。さて、『ムルギー 』とは、ヒンディー語で鶏肉を意味していて、もちろん具材は鶏肉ですが、非常によく煮込まれていて半分くらい溶けている感じ。鶏肉と野菜の旨味が凝縮しています。仄かな苦味と野菜の甘味が感じられ、調合された複数のスパイスが、じわじわ主張してくる重層的な美味しさ。しっかりスパイス感はありますが、辛さはそれほどでもありません。大辛にしてもまったく難なくパクパクいけます(個人差があります)。非常に手間暇かけて丁寧に作られているのがよくわかります。チャツネはとてもフルーティーで、個人的には必須のトッピングかと。食べ方は自由ですが、私はカレーを食べる時ひとつまみ程度乗せて頂くのが好き。アジアンカレー、日式カレー、インドカレーのどれにも当てはまらず、全ての要素が活かされている唯一無二のカレーです。 ガドガドサラダ 『ムルギー 』を満喫するなら是非頼んで欲しい、人気のサイドメニューがこちら。ガドガドとはインドネシアの料理で、野菜に甘辛のピーナッツベースのソースを使ったもの。ガドガドは温めた野菜ですが、こちらはサラダなので冷菜。インドネシアのガドガドとは違います。鶏肉のそぼろが添えられ、甘辛なガドガドソースをアレンジした.仄かに酸味のあるサラダ。今となっては珍しさはありませんが、このサラダを合わせてカレーを頂くのが最高なのです。 美味しく完食いたしました。 『ムルギー』は、1951年に先代の松岡憲作氏がオープンした超老舗カレー専門店。歴史はとてつもなく古く、カレーのルーツは戦前にミャンマー(当時はビルマ)を訪れた先代が現地で教えてもらったカレーを日本に持ち帰ったもの。日本人の口に合うようアレンジされたカレーは、チェッターヒンのような面もあり、しかしインドカレー的な側面もあり、さらに日本らしさもある唯一無二な美味しさ。ビジュアルも個性的です。そびえ立つように盛られたライスは、山が好きだった先代のこだわり。 カレーは湖か海でしょうか。カレーに浮かぶ白っぽいものはミルクで、これは氷河を表現しているんだとか。 『ムルギー』の店名は、開店当初は「エクリア」だったようです。ビルマで「エグリー」さんからレシピを教わったため、その方の名前にちなんだ店名だったとか。その後、『ムルギー』に改名し、先代の娘さん姉妹にバトンタッチ。現在も創業からの変わらぬ味を守り、三四半世紀愛され続けているムルギー ですが、随分と長い間ランチタイムのみの営業でした。タイミングの合わない人にとっては少々ハードルの高い存在でした。ところが、2025年6月にムルギー公式Instagramにて、およそ20年ぶりのディナー営業再開が告知されました。これは、超が付く大ニュースです。唯一無二のムルギー カレーを体験するチャンスが広がったわけです。素晴らしい。営業日は月、火、水、木、土、日。お休みは金曜日と祝日です。営業時間は、月水木がランチとディナー、火曜はディナーのみ、土日はランチのみ。臨時休業なども含め、お店からのお知らせは公式Instagramにて告知されるとのことです。何度も食べたくなる「変わらぬ味」がありますよ。 とってもおすすめ。 #丁寧に作られた #唯一無二 #国産にこだわり #素材にこだわり #老舗 #レジェンド #名物メニューはこれ #フォトジェニック #百名店 #Retty人気店 #渋谷グルメ
駅から近い
禁煙
PayPay決済可
ランチ営業あり
おひとり様OK
昭和創業・圧巻の山型ライスと唯一無二のスパイス香るカレー体験
1951年創業の歴史あるカレー専門店は、山のように盛られたライスと、じっくり煮込まれた鶏肉の旨味と野菜のコク、重層的なスパイスが特徴。カレーはサラっとしつつ程よいとろみがあり、辛さと甘み、苦味がバランス良く共存しています。華やかなビジュアルのルーには柔らかく煮込まれた鶏肉やゆで卵が入り、チャツネや漬物のアクセントも抜群。日本的要素とアジアのスパイスが融合した独自のカレーで、代々受け継がれる昔ながらの味と落ち着いた喫茶店風の店内が、渋谷の喧騒とは一線を画す寛ぎの時間を提供します。辛さも選べ、スパイスの奥深い風味がクセになる逸品。長年地元に愛される理由を感じることができる一杯です。






















