更新日:2025年09月05日
町に溶け込む、家のような温もりで味わう本格タイ料理
高幡不動駅から徒歩8分。 カラオケスナック風のタイ料理店。 『タイ料理 舞』 風情が凄いですね。 店名の「舞」(まい)はタイ人ママの名前です。 カウンター、お座敷、そして自宅との境目が曖昧なミラクル空間。 ★カラバオ ¥800 他ではあまり見ないタイビールです。 タイビールには珍しく甘みがなく、 クリアでシャキシャキした仕上がり。 ★季節のお通し ¥300 寒い冬だからおでん。 ★ラープムイサーン ¥900 イサーン辛でお願いしました。 和の小料理風のプレゼンテーションながら、カオクワをふんだんに用いるなど現地仕様にこだわった良きラープです。 舞ママはタイ北端チェンライ出身。 タイの中でも寒い地方だけに、日本の冬も平気なんですって。 日野市南平で3年、ここ高幡不動で14年。今では地元の常連さんを集める人気店です。 ★ナムプリックオン ¥900 舞ママの故郷チェンライの味。ちょっとトマトを効かせたピリ辛肉味噌風。 どことなくホッとする味なのは、ママの郷土愛なのでしょう。 締めはお店の名物料理というこちらを。 ★グリーンカレーラーメン ¥880 日本人でバンドマンの旦那さんと2人で研究を重ねた『舞』のオリジナルメニュー。 グリーンカレーはレモングラス、バイマックルー(こぶみかんの葉)、カー(タイ生姜)たっぷりでナチュラルな美味しさ。 鶏肉とキノコもたっぷりです。 麺は中太ちぢれ麺。 ツルッとした食感で、何より茹で加減が日本のラーメン仕様で良い具合。 (タイ人コックの店は得てして麺茹で過ぎフニャフニャの場合多し) そして『舞』の料理に共通するのは、甘さ控えめということ。タイのレストラン料理では甘・辛・酸のバランスを取るため砂糖を用いることが多いのですが、こちらでは甘さはココナッツミルクのみなんです。 お座敷席で繰り広げられるのは、小さな町の人間模様。 タイのリアル現地を楽しむとともに、高幡不動のリアル現地も楽しめたのでした。
居酒屋のような、ダイニングバーのような独特な雰囲気の店
カレーキ◯ガイ達の間で高幡不動といえば「アンジュナ」。というか、高幡不動まで行ってアンジュナに行かないのは、ユニバーサルシティ駅まで行ってUSJに入らないのと同じこと。そんな「アンジュナ」を敢えて素通りし、隣にあるお店に入ってみたらどうなるか? 「多国籍居酒屋 となりのチャッポラ」 居酒屋のような、ダイニングバーのような独特な雰囲気の店内。 そしてなんとこの店、中で「アンジュナ」と繋がっている! 実はここ、2012年に「アンジュナ」が改装した時、空いた隣の物件をブチ抜き繋げた姉妹店。 「アンジュナ」のインド料理メニューも自由に注文できるんです。 (但し「となりのチャッポラ」は居酒屋なのでチャージが必要。 「アンジュナ」側からも「となりのチャッポラ」メニューは注文可ですが、その際はワンドリンクオーダーとチャージがかかります。) 結局、高幡不動に来たら「アンジュナ」に辿り着く運命ってわけですね。 まずは居酒屋的にワンドリンクオーダーしてみましょう。 ★ティフィンジンジャー辛口 ¥600 紅茶リキュールにジンジャーを加えた一杯。 いきなりこれが感動的! 流石はスパイス料理店、とにかく濃くて辛い!最高です。 単にバーとしてみても、これは結構なレベル。 ★アフリカのギョウザ ¥460 チュニジアのブリックですね。 カレー関係では日比谷の「ひつじや」でも提供している料理ですが、ここのはとにかくデカイ! ★とり唐揚 ~トムヤム味 ¥650 片栗粉を使った中華な感じの唐揚げに、甘辛ダレをつけていただきます。 ★イカの正油タンドール焼き ¥480 タンドーリ料理なのですが、これはもう完全和風居酒屋な味わいですね。 ★モスコミュール辛口 ¥530 やっぱり生姜がガツンと効いたインパクト系。 これほど攻撃的なモスコミュールを出すバーは、都内でも1、2軒しか知りません。 ・・・と、ここでせっかくなので、「アンジュナ」メニューも注文。 ★マトンカレー 小盛り ¥930 ★ナン +¥100 「アンジュナ」オーナーシェフの藤井さんは九段「アジャンタ」出身。 同じく「アジャンタ」出身の日本人シェフたちが開いた、いわゆる「アジャンタ系」のお店の中でも一目置かれるだけあって、 確かな技術と確かなセンスによる、しっかりとしたマトンカレーです。 ブラックペッパーしっかり、クローブバッチリで好みの味! さらにスパイス居酒屋ならではのデザートも見逃せません。 ★リキュールアイス(カカオ&ティフィン) ¥460 アイスクリームに好きなリキュールをかけて愉しむという趣向。 カカオリキュールと紅茶リキュールを半々でお願いしちゃいました。 オトナの味わい、ちょっと堪らないものがありますね。 近頃東京では、スパイス料理をお酒とともに愉しむ「スパイス居酒屋&バー」という業態が大きなトレンドとなっていますが、この「となりのチャッポラ」もまさにそう。 東京インド料理の黎明期を支えた大御所「アジャンタ」と、東京ならではの「スパイス居酒屋&バー」、その二つの点を線で結ぶ、かなり面白い存在と言えるのではないでしょうか。 とにかく酒が美味いんで、酒飲みカレー好きには超オススメですよ!! ●「カレー細胞」Facebookページもチェック。 https://www.facebook.com/CurryCell http://currycell.blog.fc2.com/blog-entry-2334.html #カレー #飲めるカレー屋
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