
木曜日のランチで訪問しました。 品川駅は港南口は雑多な雰囲気です。 その港南口から東京湾方面にかけて飲食店が立ち並んでいて、このエリアは品川駅港南商店会と呼ばれています。 この辺りにはチェーン店が多いですが、昔ながらの老舗飲食店も続いていたりします。 その港南口ロータリーから歩いて30秒ぐらい。 「丼ぶり屋 幸丼 東京品川」。 “幸丼”は“コウドン”と読みます。 どんぶりとラーメンを提供している専門店です。 ラーメン店でミニ丼を提供している形態はよくありますが、どんぶりをメインにラーメンも提供しているのは珍しいかも。 店内はカウンターのみ。 それは場所柄からサラリーマンらがササっと食べることが想定されているのかも。 ランチメニューから選んだのはメインらしい「幸丼バラ」。 所謂、豚バラ肉のチャーシュー丼です。 味噌汁にスープ割りがセット。 味付半熟玉子をトッピングします。 ■ 幸丼バラ 運ばれてきた瞬間から食欲をそそる香ばしい匂い。 その厚さ1cm超の炙った豚バラ肉が3枚、甘辛いタレとニンニクチップや刻みネギをかけて丼に鎮座しています。 まず、そのビジュアルだけで脳が刺激されます。 豚バラ肉を使った豚丼といえば、帯広のロース豚丼をイメージしてしまうのですが、こちら「丼ぶり屋 幸丼」は、炙りチャーシュー丼と表現したほうがよいかもしれません。 大きめにカットされた、炙りたてのトロトロ豚バラ肉が丼の上に並べられており、見た目はシンプルながら十分な量がありました。 大きくて厚い豚バラ肉が3枚も入ってその1枚1枚がボリューム満点です。 豚バラ肉は甘辛い特製ダレが程よく染みていて、やわらかさも適度でした。 この 豚バラ肉は特別やわらかいという訳ではありませんが、これぞ肉!という感じで美味しいのです。 とにかく、醤油ベースの特製ダレに漬け込み、炭火で丁寧に炙られた厚切りの豚バラ肉が圧巻です。 豚バラ肉は特製ダレの出汁を染み込ませるように煮られ、やわらかく、旨みがギュッと詰まっています。 甘辛い特製ダレと絡めることで、豚バラ肉の旨みを一段高め、まるで贅沢な豚角煮のようです。 一口運ぶと、鼻を抜ける芳醇な燻製のような香り が食欲をこれでもかと刺激します。 その肉質は非常にしっかりと噛み応えがあり、個人的にはもう少しやわらかい質感が好みですが、その分“肉を食べている”“肉肉しい”という満足感は十分です。 よく煮込まれた豚バラ肉は脂っこくなくてペロっと食べれてしまう。 甘辛い特製ダレは甘みと塩気のバランスが取れていて、ご飯との相性もバッチリです。 甘辛い特製ダレが豚バラ肉とご飯にしっかり染み込み、濃厚な旨みとご飯の相性がバツグンです。 醤油系のコク深さと塩味、ほんのり感じる甘さのバランスが素晴らしい味付けでご飯ともよく合い美味しいです。 豚バラ肉の味付けは、オススメという山椒ともよくマッチして美味しく頂けます。 やや味付けが濃いですが、味付半熟玉子を崩して絡めるとまろやかさが加わり、一気に味の深みが増します。 香ばしく炙られた豚バラ肉とともにニンニクチップが時々口に入ってきて、美味しいです。 ニンニクチップや刻みネギが、香ばしい豚バラ肉に絡み合えば、これはジャンキーな美味しさが満点です。 はい、味変しながら楽しめるのも大変よいです。 ニンニクチップの香ばしさも程よく感じ、刻みネギもよい清涼感を感じさせてくれます。 ご飯のレベルはちょっと残念かもしれませんが、ややかための炊き上がりで、特製ダレと合わせても過度に重くならず、最後まで食べやすいと感じました。 ボリュームがあって、特製ダレの旨味と香ばしさが絶妙にマッチしていて、サラリーマンらの忙しい合間のパワーランチには最高の一杯でした。 さて、最後はスープ割りで〆ます。 ポットに入っているスープを入れると、しっかり塩味がある豚骨スープのようで、これを加えると一気に豚の風味が増し、豚雑炊のように楽しめました。 出汁でお茶漬け風にして食べられるので、意外とあっさり頂けました。 さらに、特筆すべきは味噌汁が非常に美味しいこと。 味噌汁が、意外に熱々で火傷しそうなくらいの温度でしたが、寒い冬にも温まるような愛を感じました。 魚介のまろやかな出汁を感じられる味噌汁にも感動しました。 全く手抜きなし。 以上、大変満足なランチとなりました。 品川界隈のサラリーマンらに愛される理由がよく分かる、職人技を感じる一杯でした。 スタッフの接客も元気で気持ちよく、回転も速いのでランチタイムでも利用しやすいですね。 駅近でサッと入れてこのクオリティならコスパも非常に高いと感じました。 ガッツリ食べたい時や、仕事の合間にエネルギーをチャージしたい時にぴったりです。 ちなみに、同僚は「黒豚骨ラーメン」を選びました。 評価が高いと。