更新日:2022年06月24日
札幌市中央区にある石山通駅付近のカレーのお店
最古の札幌スープカレー店。『アジャンタ インドカリ店』(石山通) 札幌スープカレーの元祖といえば創業1993年、マジスパこと『マジックスパイス』。 けれども、マジスパがスープカレーという言葉を用いるずっと前から、今でいうスープカレーを提供していたお店がいくつかあるんです。 つまりマジスパがスープカレーという言葉を発明し話題になってはじめて、「そういえば、あそこのカレーもスープカレーって言えるよね」 なんて具合にジャンル統合されていった、スープカレー先史時代のパイオニアたち。 マジスパのルーツがインドネシアのソトアヤムなのに対し、それらの店のカレーのルーツはインドだったり、スリランカだったり。 スリランカルーツの「スープカレー」の元祖といわれるのは1978年創業の『ポレポレ』。 そしてインドルーツの「薬膳スープカレー」の元祖にして、最古のスープカレー店といわれるのが、1971年創業のこちら。 『アジャンタ インドカリ店』 当初は喫茶店としてオープンしたこのお店、店主の辰尻さんがインドで出会ったスパイス料理と漢方を融合した独自の「薬膳カリィ」を提供し始めたところ評判に。