更新日:2023年07月05日
500年の歴史を味わう、郷土の恵み満載の寿司体験
ムツゴロウの蒲焼がほんの少しだけ、しかし、驚くほど海の香りが鼻を突き抜けた! 500年続く郷土料理 佐賀県有明海に面している白石町は、中世から現代までに海を埋め立てる干拓事業によって造成された土地で、農業に適した土地柄。白石町須古地区の領主龍造寺隆信は16世紀末、須古城を居城とした。戦国時代、豊後の大友氏、薩摩の島津氏とともに肥前の龍造寺氏が九州三大名だった。当時、現在の佐賀・長崎、福岡県の大半、熊本県の北半分と大分県の一部を網羅する大領国を築いていました。須古城はまさにその首都でした。 龍造寺氏は農民を大事にした。農業が盛んなこともあって品質の改善にも尽力された。その甲斐あり、「寿し米」「酒造米」として全国で名声を博すほど評判になった。 そんな領主の愛情に感謝し、領民たちは地元で取れた海の幸、山の幸を使って寿しを作り、献上したと言われている。 その寿しは、「須古ずし」と呼ばれ、現在もお祝い事では欠かせない箱寿しである。 地元のさまざまな具材がのった素朴な味わい。近年はムツゴロウが手に入りにくいため、エビやコノシロ(コハダ)などのバージョンもある。 現代の料理と比較すると、豪華でも無いし、サプライズもない。しかし、500年前の歴史や文化を頭に描きながら食べてみるのも面白い。歴史好きな自分はそうやって楽しんだ 米は1割だけ餅米が使われている。 奈良漬け、甘辛く味付けされた椎茸・ゴボウ、むつごろうの甘露煮(若しくは蒲焼)、海老、紅しょうが、カマボコ、デンブ、錦糸卵など彩りも華やか。少しもちもち感のある酢飯と、具材それぞれが持つ味や食感がいい具合にからみあい、口の中に広がる。 その後龍造寺氏は肥前藩の有力者であったが後継者に恵まれず京都に縁のある鍋島氏に取って代わられた。これは秀吉の了承の下行われた。
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