
近年大阪でもカレー呑み、スパイス呑みを愉しめるお店が増えてきました。 肥後橋にあるこちらは昼は週替わりのカレー屋、夜はスパイス酒場となる人気店です。 『あきらカレー』 ランチタイムの訪問ながら店内は「呑みたい」「飲みたい」「ノミタイ」のオーラがヒシヒシ。 ここは我慢です。 この日のカレーはこちら。 ★【週替わりカレー】麻婆キーマ 春菊ポルサンボル スパイス炒飯とムール貝ココナッツカレー ¥1200 ◉イカの黒いアチャール +¥200 20年以上、日本のカレーシーンの先端を走ってきた大阪スパイスカレー。 その先達たちが生み出した、素晴らしきエッセンスがギュッと凝縮したような一皿です。 つまり、出汁の旨みとスパイスのコラボを楽しむ「出汁カレー」。 「北新地 林家」や「ラヴィリンス」から人気爆発した「麻婆カレー」、 大阪で飛躍的に普及したスリランカ料理エッセンス「ポルサンボル」、 そして東西融合の自在な「創作カレー」。 それらを見事に結集し、目眩く感を生かしつつ散漫にはならないセンスが流石です。 そればかりではありません。 それらの要素を一つにつなぐ「スパイス炒飯」。 これがなんとも素晴らしい。 単体でも美味しく、他と混ぜても面白い。 この要があるからこそ、オマージュがオマージュで終わらず、新しいオリジナリティに昇華されているというわけです。 前の世代があれこれやりまくって飽和した後発の世代でありながら、オリジナリティへの挑戦を忘れていないところに強い共感がありました。 そして、夜は夜でめちゃくちゃ楽しそう。 八丁堀の某店へのオマージュなんかもチラリ見え、そんなこんなの談義だけでも酒が進みそうです。