更新日:2021年07月22日
長野市、長野駅付近のホテルバイキングのお店
久しぶりのランチバイキングでいささか舞い上がっているようだ。われながら高校生なみの食欲と自制心のなさが情けない限りだが、こればかりはやめられない止まらない。それにご飯・スープ類を含むとはいえ19種ものご馳走群を眼前にして、心躍らないものなどいないのではないか。前置きはこれでよいだろう。さぁ続きと参ろうか。 「ココットパン」 小さな丸パンをくりぬき、中に煮込み料理を仕込んだもの。今回は『チキンクリーム煮タイム風味』との事だが、要はクリームシチューだ。鶏肉たっぷりでよいが、シチューのボリュームがもう少しあってもよいと思う。でもこれ以上増やすと底が抜けちゃうか。 「豆腐・ドライトマト・ベーコン・ガーリックのサラダ」 具材からしてかなりクセのある味わいかと思いきや、わりと大人しめの展開でやや拍子抜け。木綿豆腐は大好きだから、これはこれで文句はないが。 「キャロットラペ」 いわゆるニンジンシリシリというやつ。千切りのニンジンがとても甘くて好感度高し。 「翡翠茄子 梅ドレッシング」 翡翠茄子は淡い緑色の柔らかい茄子のことだよな。それを茹でてオクラを加え、酸味のある梅ドレッシングをかけた優しい一品。ほんのひと口分というのがとてもニクい演出だ。 「ひき肉とトマトのヴェリーヌ」 ヴェリーヌとは本来ガラス製の小さな器を指すのだが、この場合小さな器に盛られたゲル状の食品を意味するのだそうだ。まったり生クリームのソースの下には超個性的なひき肉入りのトマトソース。もうひと口欲しいなぁ 「冷製和風パスタサラダ オレンジゼスト」 和風の少しすっぱいソースがかけられたパスタサラダ。レタスと水菜がさらりと盛られている。軽い柑橘味はなにかと思っていたのだが、『オレンジゼスト』というのはオレンジの皮を刻んで散らしたものなのだとか。柚子みたいな使い方をしているのか。なるほど 「ボトル丼」 これはこちらの名物的な存在のようだ。今回は『しらす・アボカド・トマト』これらを小さなボトルに詰め込んである。傍らの丼にご飯を盛って上からかけて出来上がり。トマトの酸味が意外と強く、ドレッシングを用いずとも充分美味かった。 「チキンフォー」 ベトナム料理でしばしば用いられる米粉製の麺料理。このごわごわした歯ごたえにハマる人も多いのだろう。簡単なものだが味わいもじつに豊か。スープがぬるかったのがやや残念ではあった。 「とろろのみそ汁」 腕の中にあらかじめとろろが仕込んであり、具なしのみそ汁を注ぐ。これは初体験だがなかなか得難いものがあった。いやはやけっこう美味いのだ。囲炉裏でがんがん炊いた鉄鍋から、熱々のみそ汁を注いで。というパターンであったか落涙ものであったろう。 「デザートプレート」 本日のラインナップは『ワッサークイーンのタルト、カラマンシーのムース』。ワッサークイーンとは小さな桃みたいな果物だよな。酸味があってなかなかよろしい。カラマンシーはフィリピンの柑橘類。これははっきり酸っぱくて好感の持てる一品であった。 久しぶりのランチバイキングを十分、いや十二分に堪能させていただいた。これなくしてなんの豊かさといえるのか。またちょこちょこ通わせてもらおう。
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