更新日:2024年10月15日
全てのメニューがボリューム満点、星川駅周辺で愛される中華料理屋
店内はカウンター5席、4人がけテーブルが3卓というコンパクトな広さ、茶色主体の内装で典型的な町中華料理店の雰囲気。今回は名物と言われている「カツ丼(900円)」を注文、1時間ほどお時間を頂きますが宜しいですか?と言われたが、予め予習済みなので快く承諾。 カウンター越しに厨房が見える。中ではご主人がサンマーメンやチャーハン等次々と、そして黙々と調理しており、見る側はその手際の良さに魅了される。 気長に待つこと1時間強、遂にご対面。試しにお箸でカツを持ち上げてみる、今まで見たロースカツの中では一番分厚い!2cm以上はあると思われる。調理に時間がかかるのも頷ける。 肝心なお味は、まず玉子がフワフワで僅かに半熟のトロトロ感がある。衣はやや甘みが強いつゆが隅々まで染み込み、シットリでありながらサクサクで相反する食感が見事に調和している。 中の肉は分厚いだけあってしっかりとした食感で食べごたえがあり、脂の甘みと豚ロース肉の旨味が口の中で存在感を明確に示している。 玉ねぎにもつゆが容赦なく染み込んでいるが、その加減が絶妙で、玉ねぎ本来のシャキシャキとした食感と甘みも残されていて美味。