
江戸情緒が色濃く残る両国で、伝統のどぜう(どじょう)料理を味わえる老舗。 東京らしい風情を楽しみながら、どぜう鍋や鰻料理を堪能できる。 両国駅から徒歩圏内、路地に佇む昔ながらの和食処。 入り口には暖簾がかかり、外観から既にどこか懐かしい雰囲気を感じる。 店内は座敷席を中心とした落ち着いた空間で、仲間との飲み会から家族での利用まで幅広い層が訪れる。 江戸の伝統食であるどぜう料理が看板で、どぜう鍋をはじめ多彩な魚介・鰻料理を揃える。 どぜう鍋は通常「丸ごと(丸)」か「頭と骨を取り除いた骨ぬき」のどちらかを選ぶ形式で、希望すればハーフ&ハーフにもできる。 鰻は蒲焼と白焼きなどがあり、それぞれに違った味わいが楽しめる。 ──── 大相撲観戦の後に友人3人で訪問。 江戸らしい名物料理を肴に、酒を飲みながらゆったり語らう。 〇 ビール(大瓶) 750円 最初の一杯には大瓶のビール。 程よい苦味と冷えた喉越し。 ▪️どぜう鍋(丸)&(骨ぬき) どじょう丸ごとの「丸」と、頭と骨を取り除いた「骨ぬき」のハーフ&ハーフ。 丸はどじょう特有の旨みと香ばしさが際立ち、骨ぬきは身が柔らかく食べやすい。 二つの違いを一度に楽しめ、江戸ならではの滋味深い味わいを感じられる。 〇 日本酒 両国(300ml) 800円 ビールの小瓶のような瓶に入れられた日本酒。 宮城県のお酒で本醸造らしいコクがありながら飲みやすい。 どぜう鍋との相性も良く、食事の進行と共にすっと杯が進む。 ▪️うなぎ蒲焼(上) 2,100円 香ばしいタレの香りが食欲を誘う。 身はふっくらとしており、甘辛いタレが深い味わいを生む。 ご飯と合わせたい定番の逸品。 ▪️うなぎ白焼(上) 2,200円 塩と山葵でシンプルに。 蒲焼とは異なる鰻本来の旨みが際立ち、歯ごたえと香りの良さが引き立つ。 素材の質がよく感じられる。 ▪️うなぎきも焼き(2本) 800円 香ばしく焼かれた肝の苦味とコクが日本酒とよく合う。 肝ならではの旨みが凝縮されている。 ▪️玉子焼き(2人前) 800円 だしの風味がふんわりと広がる優しい味わい。 箸休めとしてちょうど良く、他の濃い味の料理とのバランスを整える。 ▪️鯉のあらい 800円 さっぱりとした鯉の身を酢味噌でいただく。 サクッとした適度な歯ごたえと清涼感があり、口の中をリセットするのに最適。 ▪️うなぎボーン(骨の唐揚げ) 100円 カリッと香ばしい骨の唐揚げ。 小皿ながらも手が止まらない一品で、酒の良いお供になる。 ──── どぜう鍋から鰻、酒肴まで幅広い品揃えがあり、それぞれにしっかりとした仕事を感じる。 接客は穏やかで、江戸名物を気軽に楽しめる居心地の良さがある。 江戸らしい料理とお酒を味わいたい時におすすめ。 次回は昼間に散策がてら、一人でも立ち寄ってみたい。