
横浜の夜。
関内のネオンを眺めながら、ふらっと歩く。
さっきまで何も食べる気なかったのに…
どこからともなく、あの香り。
ソース。
鉄板で焼かれた粉もの特有の甘い匂い。
あれはずるい。完全に反則だ。
気がつけば、足は自然と吸い寄せられていた。
たどり着いたのは 築地銀だこ ハイボール酒場。
今日はシンプルにいこう。
王道のソースたこ焼き(テイクアウト)。
舟皿に並んだ、丸くて艶のあるたこ焼き。
上にはたっぷりのソース。
さらに鰹節がふわふわと舞う。
鉄板の余熱で
その鰹節がゆらゆら揺れている。
この光景を見ると
もうダメだ。
一口。
カリッ。
そしてすぐに
中からとろっとした生地が顔を出す。
この外カリ中トロ。
やっぱり銀だこは、この食感が強い。
ソースのコク。
タコの弾力。
鰹節の旨味。
全部が混ざると、もう完全に
酒が欲しくなる味。
本当ならここで
ハイボールを流し込みたいところ。
でも今日は持ち帰り。
ホテルに戻って
たこ焼きをつまみながら
ゆっくり飲むのも悪くない。
たこ焼きって不思議だ。
普段はそこまで考えないのに
突然どうしても食べたくなる。
そして食べ終わる頃には
だいたい同じことを思う。
やっぱり、うまい。
築地銀だこハイボール酒場 八重洲北口店
03-3548-3058
東京都中央区八重洲1-5-10 井門八重洲ビル 1F