更新日:2017年12月02日
里山の温もりと手打ちの味わいを感じる、地元おばちゃんが営む蕎麦・うどん処
澄みきった冬空は快晴。ひんやりとした空気が心地よい。父の命日に花束を買って墓参。月日は4年が経過している。父の思い出とともに線香を手向け合掌。JAかみつが小林農産物直売所に移動。白餅、豆餅を購入し鹿沼市花木センターに移動する道すがら、300m先そば・うどんの看板。そしてそば・うどんの幟が風になびいていた。平成記念子ども公園の冒険活動センターの駐車場に入車し「榛名(はるな)」さんに入店。お店には農産物直売所が併設されている。「いらっしゃいませ」愛想の良い地元のおばちゃんの里山の蕎麦屋さん。メニューに手打ちうどん「榛名」。あれ宇都宮市篠井町!亡き父が篠井のうどんと言っていたことを思い出す。あぁ、こちらは篠井ですね。おばちゃんはハイそうです。饂飩で有名な地区ですね。ハイそうです。先ずは、お腹の具合をみてうどんも注文しますと言いながら、もりそばをお願いした。手打ち蕎麦は、なめらかでもちもちとした食感。そばつゆは鰹だしの効いた汁。食しているとおばちゃんがテーブルに近づいてきたので、饂飩の事を訊いてみた。昔は篠井地区に3軒の製麺所がありましたが、今はもう廃業して一軒もありません。でも製粉所は今もありますとのこと。お腹もうどんを戴くスペースがあると感じて注文。頼んでスグに「お待ちどうさま」です。はぁ!こちらは味噌仕立てですか?けんちん汁です。味わって見てください。ありがとうございます。榛名というお店の名前が気になって訊ねる。こちらは群馬県の榛名山に関係があるのですか?いいえ。この地区にある榛名山というお山から命名したのですとのこと。そうでしたか。裏山が宇都宮市冒険活動センターで、ロッジやキャンプ場があるとのことで、食後に散策。サーサーという風の音と木々にしがみ付いている木の葉。少しずつ風に吹かれてハラハラと舞って、地面は木の葉の絨毯。いいね!束の間の山歩きでリラックス。ごちそうさまでした。鹿沼市花木センターにゆく。御宝号の出るお線香「南無大姉遍照金剛」の経文香を購入して帰路に。夕日が眩しい師走の一日。