Toru Kondo
上松駅
そば(蕎麦)
{信州そばを愛する} {木曽路の超老舗そば屋さん} {浦島太郎の長寿に因んだおそば} おそばが大好きな人なら、是非とも訪れたいのが、長野県木曽福島町の「越前屋」さんでありましょう。木曽路に行きたいと言う妻のご両親のリクエストにお応えしまして、5人で楽しくこちらでランチタイムとなりました。 すぐ近くには臨川寺があり、そこには有名な「寝覚の床」があります。浦島太郎伝説があるくらい浪漫に満ち溢れていますね。 越前屋さんのおそばは寝覚そば、寿命そばと呼ばれ、上記の伝説に由来しております。 1624年創業、島崎藤村の夜明け前の作中にも登場、十返舎一九、喜多川歌麿も当時の賑わいぶりを描いております。 日本で2番目に古いおそば屋さん、様々な旅人が宿場に立ち寄り、立場茶屋として栄えてきたとの事です。昔の文人・画人にも愛されてきた事が素晴らしいです。 木曽路はすべて山の中であると島崎藤村の小説にあるように、高速網が発展した現代でさえ、今でも辿り着くのに時間がかかる事実、木曽はすごく遠くだなぁって、お料理を待ってる間話しました。 [レコメンドのお料理} ☆とろろそば (2枚) 1450円 2枚1組で1人前になります。 ☆盛りそば (2枚) 1350円 妻の弟さん 以上冷たいおそば ☆月見そば 1100円 温かいおそば ☆そば寿司 4切れ 750円 私と妻は「とろろそば」を頂きました。 赤いせいろがその気にさせてくれます。 1枚でも結構な量がありますねー 水切りも完璧、一本一本が活き活きとして、木曽の清らかな水が上手くおそばに浸透しております。正に水と空気の一体感、木曽路の山々が浮かんで来ました。 最初は何もつけずにそのままご挨拶、コシがあり弾力があり、力強いです。誰にも負けない根性のあるおそばであります。 香りもしっかりと漂います。更に角がキリッと立っております。打ち粉の振り方の様子が目に浮かぶようです。 昔ながらの白くて細いおそば、とろろ汁を入れる前につゆを飲んでみます、うわぁ、ドンピシャりと!なります。コレコレ!コレょ、鰹節が効いて、、好みだなぁ。こちらにとろろ汁を入れて準備オッケーと行こう! とろろ汁が加わり、おそばと上手く絡みます、この瞬間がたまらなく幸せであります。おそば、つゆ、これはお見事ですねー 赤いせいろがヨロシ! リズミカルに1枚目、2枚目とお口に入っていきます。 噛めば噛むほど味わい深い、信州木曽路のおそば、気に入りましたぁ。 月見そばも風情たっぷり&汁もたっぷり、 お父さん、笑顔笑顔の温かいおそばでありましたね。 珍しい「そば寿司」、お寿司大好きなお母様絶賛のそば寿司、、そばを太巻きにして丁寧に作られ、お酢の加減が素晴らしいとの事でした。絶対的にオススメ。 久しぶりに訪れた木曽路、次回は泊まりでゆっくりと来たいと思います。 #木曽路 #寿命そば