【同世代対談】アラサー女子が食事デートで見ている男子の"ここ"!

2017/03/14 皆本 類

ライター紹介

皆本類

昭和生まれの90年代育ち、出版社勤務を経てフリーのライターに。広告案件や企業のオウンドメディアを中心に女性向けコンテンツ作成を担当するほか、紙媒体含めニュートラルに節操なく仕事しているキャリアウーマンです。 ・Twitterはこちら

一周まわった今、「食事デート」について考えたい

初めまして、妙齢系おひとりさまライターの皆本類です。今後極めていきたい分野は「生きること」です。

生きること、に欠かせないことといえば、食事と恋愛。この2つが掛け合わさった「食事デート」は重大ファクターといえそうです。ただ、個人的には昨年15年付き合った彼と別れて久々に恋愛市場に復帰したところ…。もはや“食事デート偏差値”は測定不能でございます。そんな31歳の恥を忍んで食事デートに関する現在のスタンスはざっくり以下のような感じ。

ふだん気取らない飲み屋でくだを巻いていることが多いので、デートであまりにも高級でお洒落なレストランに行ったりすると笑ってしまいそうになる(サブカル女の業!)。でもさすがに31歳、いくら安くて美味しいからといって、例えば大衆チェーン店での食事デートを採用し続けていたら将来どんな事態が待っているか恐ろしくもある(人生は博打じゃない!)…。

そんな自分でも面倒くさいと思う悩みを抱えていたときにネットで「デートで鳥◯族はアリなのか問題」という記事を発見。「表参道のエロ髪美容師」と名乗る現役の女性美容師さんによる人気ブログですが、おぼこい私にはうまく言語化できていなかった妙齢女心が巧みに表現されていてたまげた次第です。

というわけで、今回は同ブログの書き手である阿形聡美さんの肩をガッツリ借りて、妙齢女性にとって鳥貴族(言ってしまった…)がダメなら、一体どんな食事デートが望ましいのかを勝手に模索してきました!

デートでなければ鳥◯族はむしろ行きたいお店なんだけど…

皆本:本日はどうぞよろしくお願いします! 阿形さんのブログを拝読して、まず「エロ髪美容師」という言葉に惹かれました。人生経験が豊富そうだなって。

阿形聡美さん(以下、阿形さん):念のためですが私がエロいってわけじゃないですよ。もともとお客様の髪を切るときに「いやらしい気持ち」で髪を切っていたんです

皆本:やっぱりエロい人なんじゃないですか!

阿形さん:違うんです! どうやったらお客様が異性から見て、一番かっこよく見えるか、かわいく見えるのか。つまり、どうしたら “抱きたい存在” “抱かれたい存在”に映るかを追求しながらカットするという意味です。

皆本:なるほど、それは説得力ある髪型になる気がします。今すぐにでも予約したいです(笑)。阿形さんのブログもSNSも人気ですが、お勤めのサロンでは施術中にお客様から恋愛相談をされることも多いとか。

▲1歳年下ながら人生経験は50倍以上と想定される阿形さん。低姿勢で臨みます

阿形さん:そうなんです。どうやって本能を刺激するヘアスタイルをつくれるかを考えると、自然と男女の問題を考えることも多くなったし、私自身30歳で現実的な問題なのでブログで恋愛や結婚について書くことも増えました。

皆本:どの記事も同世代女性として面白いのですが、特にネットでも話題になった「鳥貴族」の記事にはひざを打ちすぎて皿が割れるかと思いました…。簡単に言うと、これから付き合うかどうかといった関係性の男性から、鳥貴族での食事デートをゴリ推しされて女性として残念な気持ちになったという内容でしたよね。

阿形さん:はい、あの記事は男女共に反響が多かったです。やっぱり鳥貴族ってすごく支持されているんだなぁって実感しましたね。友達なんかはブログの感想関係なく、「久しぶりにトリキ(鳥貴族の愛称)行こうや!」って言ってきました(笑)。

皆本:「『とり釜飯』を最初に頼む」「〆には『とり白湯めん』」などの“鳥貴族あるある”にめちゃくちゃうなずいちゃいましたよ! 私も学生以来に久しぶりに行ってみたくなりました。

阿形:あとやっぱり安いですし、みんなでワイワイ楽しく飲むにはいいと思うんです。でも、特別感がないというか、トキメキがないというか。自分だけが彼を異性として意識していたのかもと温度差を感じてしまったんです。 

▲やわらかい雰囲気の阿形さんですが実は30歳にして副店長。努力家で勉強家の仕事の鬼です

皆本:あくまでデートでなければ鳥貴族は歓迎なんですよね。

阿形さん:そうそう、でも1人の女性として見てほしいと思った場合に鳥貴族でのデートはやっぱり避けてほしいかなあ。ある男性がいつものトリキであえて下ネタを飛ばして、エロい感じに持っていくという戦略もあると話してくれたんですが、「それ本命にはしないでしょ?」って言ったら「確かに…」って同意していました(笑)。 すでに関係性も確立した恋人と行くのならアリだと思うんですけども、グレーゾーンの人とのデートで鳥貴族はいずれにしてもナイかと。

とにかく時間がないアラサー女性、食事デートの肝は?

▲阿形さんも瓶ビール好きで本当に良かった〜

皆本:記事の中で特に印象的だったのは「アラサー女には金はあるが時間はないのです」というフレーズ! 20代の頃だったら友達感覚の庶民派食事デートも楽しいと思うんですけど、30代になると若い頃と同じことをいつまでも続けてはいられないという気持ちもあります。

阿形さん:男性から遊びの対象とみられていて女性も割り切っている場合であれば、どんな食事デートであってもあまり関係ないと思うんです。でも、そもそも30代にもなるとそんなチャラチャラした男性にかける時間はないと思っている女性がほとんどなんじゃないかな。

皆本:そうですね。時間には限りがあるということが分かってくると、食事デートにおいても自分が尊重されているかどうかをシビアに見積もるものかもしれません。

阿形さん:それに、30代にもなるとキャリアも積んできて、仕事場でだんだん女性扱いされなくなってくるじゃないですか。だからこそ、食事デートなどのプライベートで女性として扱われれるかどうかは重要ですよね。

皆本:私も仕事でだいぶ女を捨てているので、好きな人にちゃんと女性扱いしてもらえると泣きたいぐらい嬉しい! ただ、いきなり超高級だったり口説き仕様のお店に案内されたりするのも怖くないですか? 私がおぼこいだけかな。

阿形さん:いや、食事デート慣れしている女性であっても、そういういかにもなお店を喜ぶとは限らないんじゃないでしょうか。アラサーにもなるとエロいお店は大体知ってきてるし(笑)。同じアラサーでも色んな女性がいるから「女性ってこんなお店を喜ぶんでしょ?」というテンプレ感を与えちゃうとがっかりしちゃうところもある気がしますね。

▲声にならない「おいひぃ」のリアクションも教えてもらいました!

「◯◯ちゃんにこれを食べさせたい!」は最強の提案

皆本:ややこしいことを言っているようですけど、食事デートの感動ポイントって実はなんでもないことだったりしますよね。

阿形さん:そうです! 私煙がモクモクの汚いお店も好きだったりするんですけど、一度「ここのハラミを聡美ちゃんに食べさせたくて」と焼肉屋さんに連れて行ってくれた男性にグッと来たことがあります。正直な話、最初はそこまで期待していたデートではなかったんだけれど楽しくなっちゃって、2軒目はバーに行きました。そこでも私が転びそうなものをそっとよけてくれたりして、体育会系の無骨な男性でしたけど優しさが伝わってきて。

皆本:その人の真心が伝わってくると本当に嬉しいですよね。あ! 昔、男友達が「鴨南蛮が美味しいお店なんだよ」と行きつけのお蕎麦屋さんに連れて行ってくれたのに、私なぜか頑なに「ゴマざるつけ蕎麦」を食べたことを唐突に思い出しました。なんか色々間違ってたなぁ私…(遠い目)。

阿形さん:(笑)。まぁ食に関しては色んな好みがあると思うので、例えば「ぼくが◯◯ちゃんに食べさせたいのはこのお店のこれなんだけど、他にはこのお店とこのお店もおすすめだよ」っていくつか選択肢を挙げるといいかもしれない。

▲全部実際の食事デートの経験にひもづけて教えてくれます!

皆本: “わざわざ”食べさせたいと男性が思ってくれているのにまず感激です。他のお店も念のために挙げる配慮があるあたりにも、自分を尊重してくれている感じがあって、それは最高の提案の仕方です…!

阿形さん:もちろん女性側も行きたいお店があればリンクをLINEで送ったりしてもいいですよね。私食事デートって、LINEなどでお店選びを相談し合っているその段階から始まっていると思うんです。当日までお互いにテンションを高めていくという。女性も「楽しみ」「嬉しい」って素直にドンドン伝えた方がいいと思いますよ。そしたら男性もきっと応えてくれます。

皆本:名言出ました!!  男女双方で協力して理想の食事デートをつくり上げていく感じが素敵です。アラサーだったら仕事で諸々の調整にも慣れてきているし、そういうこともできそう。

「年下の男の子」の食事デート基準は急激に甘くなる

皆本:ところで、食事デートに関してつきものの「おごりおごられ」問題ですが阿形さんはどうお考えですか?

阿形さん:うーん、本当に好きな人だったら私はあんまり気にしないです、むしろ楽しすぎて「(お金なんて)いいから!」ってなる(笑)。問題はグレーゾーンにある男性で、お会計のときに支払いを求められて「えっ?」って反射的に思っちゃう人には、本音の部分ではまだ惚れきっていないんじゃないかなって最近思うんですよね。

皆本:それ真理かもなぁ〜。

阿形さん:なのでぶっちゃけた話、まだ気持ちを確かめきれていない女性と今後親密になりたいと考えて食事するのであれば、まずはおごってあげるのがいいのでは? もちろん予算の限度もありますよね。でも、背伸びして高過ぎるお店に行って女性にお会計を出させるよりかは、等身大の価格のお店に行って負担のない金額を、少しでもおごってあげるほうがいいのではないかと思います。

皆本:おごられても負担を感じないようなところで、かつ美味しいお店だったりすると、自分と感覚が近い男性と感じて安心するかもしれないです。金銭感覚や食事の好みが合いそうだなって。

▲黒ビールに乗り換えて対談は続きます♪

阿形さん:生活における食事が占める重要度も、自分と同じ位の人だといいですよね。でも散々色々なことを言ってきましたけど、今までの話は同世代以上に求めるレベルのことかも。好きな人はもちろん、年下の男の子との食事デートについては割とオールオッケーだったりします(笑)。

皆本:「年下の男の子」!!  30代になって好感度が突如増してきた言葉です(笑)。

阿形さん:そうそう。アラサー世代以上だと素敵な男性はすでに結婚していたり、未婚の人は独身主義だったりチャラついていたりするじゃないですか。そうすると年下の男性が魅力的にみえてくる。何よりほんとかわいい

皆本:生命そのものが光り輝いていて素晴らしい、ほんとうにかわいい

阿形さん:生命が素晴らしいって「赤ちゃん」じゃないですか(笑)!

皆本:行き場のない母性が有り余っているんです(笑)。でも、年上の男性でも精神が若い人だったらいいですよね。要は少年心を忘れていない人、年を重ねたことによる成熟とキラキラとピュアな心とをあわせ持つ男性は最強です!

阿形さん:うんうん。例え自分がふだんは行かないようなお店でも「ここ美味しいんだよ!」とキラキラした目でおすすめしてくれたりしたら心に響くものがあります。30代になると男女ともにそれなりにお店を知ってきたような気がして慢心してきますよね。そんなときにお手軽な大衆チェーン店でもなく、テンプレ感のあるベタな高級レストランでもなく、デート相手のことを自分なりに真剣に考えた食事デートの提案が価値を持ってくるような。

皆本:そうですね。それで鳥貴族にはねんごろな仲になってから2人でぜひ行きたいものです。今日はありがとうございました!

***

アラサー女性の同世代の対話はいかがでしたでしょうか?(色んな意味で) もしも皆様の食事デートに1つでも有益なことがあればこんなに嬉しいことはございません! 


阿形聡美(「NORA Journey」勤務、女性美容師)/皆本類(ライター) 

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