更新日:2024年12月19日
数名の店員がいるが、大将ひとりで料理の仕上げを司っている。しっかりした和食の基礎の上に、洋の要素を加えて独創的な品々に仕上げてある。店の下働きから今はホノルルの支店を任させているというから、並々ならぬ努力と天性の素質がこの料理を作っているのであろう。 写真#1は、バターナッツスクウォッシュのすり流しに長崎産の鯖の炙りを載せた小鉢。いきなり長崎産という単語が出てきたことに少し驚く。 写真#2は、白味噌の汁の下の緑はケールを豆腐にしたもので、上に鮭を載せて、さらにその上に人参と蓮根の摺り下ろしが鎮座している。 写真#3,#4のお凌ぎは、北海道の白子を天ぷらにして銀餡を潜らせて、タマネギ醤油を掛けたご飯。青菜はクレソンである。 写真#5は、鰆の幽庵炙り焼きにトマト南蛮酢のすり流し。 写真#6は、春菊としめじの胡麻和え。 写真#7は、ヤシの芯と葱を卵餡掛けにして、フォアグラソースに浸したもの。 写真#8は、胡麻和えの鯛茶漬けに湯葉を加えたもの。 ホノルルマラソンの当日に走らないで帰国するという日程でハワイ旅行。ハワイのハードリピータのKさんに教えて貰って行ってみた。実は、京都の本店にはかなり前に食事した記憶がある。大将の松本さんもその頃は京都店で働いていたので、数時間は同じ空間を共有していたことになる。