とにかくめちゃくちゃユニークでクールなコーヒーバー「ジョルギポルギ」。今ロサンゼルス・ダウンタウン(DTLA)エリアで一番ヒップな隠れ家といわれ、オシャレに敏感な若者がこぞって訪れるスポットです。2016年11月現在、アメリカ最大の食サイトYelpで満点評価♡は素晴らしい。
メニューがないので、落ち着かなくカウンターに座っていると、ギラッと目の鋭いカウンターのお兄ちゃんが突然「普通の水?それともスパークリング?」と聞いてきます。スパークリングを頼み、しばらくすると、コーヒー豆の入ったボトルを3種類目の前に持って来て、「香り嗅いでみて。好きなの選んで」と言われたので、真ん中のが好きだったのでそれをオーダー。
古代に火を起していたのでは?と思われるようなユニークなドリッパーは、友達に特注で作ってもらったものだそう。
「色んな味が出てるコーヒーが好き?それとも透明感のあるクリアなタイプ?」と聞いてくるので、相当コーヒーギークなのかなぁと思ったけれど、淹れ方は独特で、4ヶ月前まではLAで炉端焼きを焼いていたと言うから怪しい。気分なのか技術なのかわからないけど、斜めにお湯を淹れてみたり、1分以上放置したりして、2つのオーダーを同時にこなしている。
ああ、、、形だけの流行のバーに来てしまったかも。。。とちょっとがっかりな気持ちで目の前に出されたコーヒーをいただく。。。しかしこれが、飲んだ瞬間にぐっと深く入り込むような厚みがあって、チョコレートとアールグレイのアロマと舌の奥で感じるような甘さと酸味があとからぐっときて、とても味わい深く美味しいのであります!
ちょっと感動しました。
ちなみに本日の豆三種類は、エチオピア、グアテマラ、コロンビア。私が選んだのはグアテマラでしたが、インドの豆を彷彿させるタテに長く伸びるような紅茶アロマと甘味を感じたグアテマラは初めてです。ちなみにエスプレッソ用ビーンは、日系人のハーフのお友達が焙煎してるそうですよ。
淹れてくれたのは、クリスくん。
「日本から来たよ〜」って暫く会話してたら、なんとコーヒーごちそうしてくれました。なんて素敵なのかしら。連夜のトランププロテストがすぐ近所で行われているとは思えない程、異国からの訪問者に優しい国であります。
数年前じゃ昼間通るもの怖かった通りに4ヶ月前にオープンしたお店です。
洞窟のような店内に置かれた扇風機のようなスピーカーから流れているのは、ヒップホップがガンガンかかるラジオでした。
#カルフォルニア #DTLA #ロサンゼルス