大の樹 Dainoki

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Takeshi Takiguchi

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【 ㊗️酒解禁‼️ 】 2021年11月1日、店内飲酒解禁。 4月18日から6ヵ月半に渡り禁止されていた店内飲酒がようやく解禁された。 この半年間、我々タイ在住者はもちろん辛かったが、誰よりも辛かったのは飲食店経営者だと思う。実際、その営業を続けていくことを断念した店をいくつも見てきた。（ちなみに6月28日から8月31日までは店内飲食すら禁止されていた。） しかも日本のように協力金のようなものは一切無く、逆に違反すれば罰金・禁固刑があるのみ。飲食店経営者には地獄のコロナ禍だったと思う。 そんな時を経て、ようやく解禁された店内飲酒。 実はこれも紆余曲折あり、タイ政府は10月21日、11月1日から日本を含む46ヵ国からの隔離無し入国を許可することを発表。続いて10月30日に63ヵ国に対象国を拡大することを発表した。これは観光収入が主な外貨収入源であるタイにとっていつかは決断しなければならないことであったが、いきなりの63ヵ国はかなりの衝撃発表であった。 そして開国はするのに店内飲酒はダメなのか、という相変わらず出たとこ勝負な政府方針に国民からの不満が続出。 これに応じる形で10月29日にタイ政府は突如として、バンコク都、クラビー県、パンガー県、プーケット県の計4県において11月1日から店内飲酒を許可することを発表。 結局はやはり開国に合わせて11月1日から飲酒も解禁したという流れ。 ただこれで終われば良かったのだが、更に詳細の決定権はバンコク都他県知事にゆだねられており、10月30日に発布されたバンコク都命令によれば、 「店内飲酒ができるのはSHA認定を受けた施設のみ、そしてアルコール提供できるのは午後9時まで」 あ？SHAって何だ？ "Amazing Thailand Safety & Health Administration（アメージングタイランド健康安全基準）" 要は『政府の定めた様々な安全基準を満たした安全に利用できる施設』であることを証明するもの。 おいおい、そんな認証聞いたこともないし、どれがその店なんだ？とTwitterを中心に大混乱。 で、↓がそのリストなのだが、デパートの中に入っているチェーン店、KFC等のファストフードやカフェばかり。過去に酒を飲んだことのある店などひとつも入っていない。 https://thailandsha.com/shalists/index?type=1-Restaurants そんなこんなで当初予約していた店はキャンセルし、唯一SHAを取得していた日系居酒屋であるこちらの大の樹を予約した次第。 件のSHAであるが、その後雨後の筍のように取得店舗が増えていき、当日11月3日時点で先にキャンセルした店舗を含め、日系の有名どころの過半数はSHA取得済み。 それもそのはず、このSHAはネットで申請ができ、そのまま実地検査も無く承認となるためで、店の安全性の担保などどこへやら、さすがアメージングタイランドである。 そんなこんなで長い長い前段となったが、この11月3日になってみれば、敢えて値段の高い（らしい）大の樹に来る必要も無かったのだが、個人的には一度も来たことが無かったのでまあヨシと。 ■串揚げ盛り合わせ（9本）350THB ■天ぷら盛り合わせ 300THB ■たこカルパッチョ 250THB ■カレーうどん 280THB ■筑前煮 180THB ■鶏唐揚げ 220THB ■いかしゅうまい 190THB ■アサヒ大瓶 ■白霧島(900ml) 2,200THB (+Service Charge10% + VAT7%) やはり店で呑む酒は美味い。 まあワタシは2ヵ月間の日本滞在中に浴びるほど酒を呑んできたのでそこまでの感慨も無かったが、一緒に呑んだ上司二人はそれはそれは嬉しそうだった。 ということでほぼ全てが元に戻ってきたタイ、バンコク。 コロナまで戻ってこないことを祈る。 #タイ赴任 #バンコク都① #居酒屋 #寿司 #天ぷら #串揚げ #アジフライ #鍋 #個室 #会食 #コロナ情報 （2021.11.03.Wed）