こちらはフィレンツェ@ウェスティン内の一番上にあるレストラン。名前も「アルノ川の6階」(SESTO on Arno)で名称通り6階にあるよ(イタリア語)。
テラス席があり、アルノ川沿の景色が堪能できる雰囲気の良いレストラン。バーも併営しており、エレベーター降りて進むと左手がバー、右手がレストランと景色が異なる。街はどちらかというとバーなので、軽食やスナック、夕方の涼しい時間にバー利用などでも気軽に楽しめる。
宿泊時に景観、味共に評判のレストランの存在を知らずに後から訪問。ランチは€33で水、グラスワイン、メイン、デザート、コーヒーがついたセットのメニューがあり、そちらを頂きました。
お酒が飲めないので、炭酸にフレッシュレモンを絞ったのを砂糖と一緒にもらいました。イタリアなので生レモンはどこにでもあるみたいです。
お値段はホテルにしてはお手頃かと思います。ランチ営業が短く2時間だったので慌てて行ったものの、スタートが営業時間に入れば帰るのは遅くても良いようでした。
13時にスタートして16時まで居ましたが後から来たランチ客4人組がまだ居たので後ろの時間は気にしなくて良いようです。
夏でしたのでテラス席利用者がほとんど。ただ、身長が低くて、植込みが邪魔して景色が見えなかったので室内を選択。3時間もいるなら冷房も効いて静かで落ち着いた室内から、全面ガラス張りの景色を楽しめたので正解でした。
イタリアの接客はどちらかというと女性の方が雑なイメージがします。男性はおおらかだけど顔がムスッとしてるので分かりにくい印象。女性スタッフが多く、気がきかないので多少待たされました。
男性のフランチェスコさんというカメリエーレが唯一腰が低くて笑顔を絶やさず、物腰も柔らかくて、なんていうか楽しんでサービスしてくれているので、とっても心地よい気持ちになり、初めて幸せな感じになったので、彼を専属で雇いたいくらいでした(笑)(そんな訳にはいきませんが、常にサポートしてもらったら、さぞ気持ちがいいだろう、という意味です)。
他の日本人の人も絶対気にいると思うのであえて名指しでお勧めします。5つ星のサービスというか、温かみのあるフレンドリーな、柔らかいサービスでした。
お食事の方ですが、このイタリアで初めて柔らかい牛肉の処理を見ました。柔らかいお肉ってできるんだ!なんて失礼なことを思ってしまうほど、どれがではなくてみんな硬いのですが、唯一の柔らかいお肉でした。肉質は良く食べやすかったです。
モロッコインゲンが大量にあり、これでもか、というくらいモロッコインゲンを食べたので、二人でシェアなどで食べたらより楽しめたろうなと思いました。
総合的にはとても良いです。景色よし、味よし、サービスよし(男性のみ)。できれば数人で楽しめたらという場所でしたが、カクテルのみでも楽しめるのでバー利用でしたら昼間の時間も関係なく、反対側のテラス席なども楽しめます(写真汚いですが、バー利用のも掲載しました)。
そういえば日〜木のディナーのみ、spg会員は15%の割引があります。ディナーの方が評価が高いです。ランチには割引はないです。フランチェスコのいる日にちに予約をオススメします笑。