
【おにく】
中国の南東部、珠海にある中国東北料理の店。1993年 OPEN です。珠海は、拱北口岸のイミグレを通ればマカオから歩いて行けます(というか、その経路でしか行ったことない)。
ココは、イミグレから10分ちょい。無線LAN が使えるところで Google Maps を確認して何となく歩けば行けます。最悪「中国銀行」を目指しても OK(店の近くにあるので)。
東北料理が食文化上、どういう位置づけなのかはわかりません。ただ、どれもクセがなく親しみやすい味です。
「鶏の甘酢あんかけ」みたいなヤツは、黒酢を使っているからか、酢がマイルドでおいしいです。「煮込み豆腐」みたいなヤツは、スライス状の豆腐が斬新。餡は醤油ベースのあっさりとした味で、これも旨い。
秀逸だったのは、「茄子の味噌炒め」みたいなヤツ。確かなジャンの甘辛さがありつつも、コテコテしていないんですよね。ムダなく油を使えているので、味の強さに満足感を覚えつつも、クドさがほとんどありません。
「青島ビール」は、東アジアではテッパン。味にクセがない(ハイネケンみたいな味)だけでなく、スーパーでは水より安く売っています。
ちなみに「食後のシーシー」が好きな人、注意してください。爪楊枝、誇張ではなく刺さるくらい鋭利です。
珠海の人たちは「生きること」にかなりアグレッシブで。イミグレの建物を出た瞬間、ザコキャラみたいなヤツらにタクシーチケットを売りつけられます。あと、紐の細いショルダーバッグなんかは、一瞬で紐を切られます。
それでも、イミグレ前(珠海側)の地下にある広大なマーケットはわりとおもしろくて。大連みたいな「パチもんだらけのアーケード」なんですけど、中国人が丹精こめて作った ROLEX や FRANCK MULLER、BOTTEGA なんかが1万円くらいで買えます。
ちなみに自分は、Windows が 8 までしか出ていなかったとき、全世界に先駆けて発売されていた 「Windows 9」と、「広末涼子のエロ DVD 5本」を計1,000円で買いました。
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