全国にあったうどんやラーメンの自販機。どんどんなくなっているのはそれらを修理できる人がいないから。
島根県の西、益田市から津和野町方面には沢山のうどん自販機が残っています。それは近隣に自販機修理名人が住んでいるからです。
この日みんなでお出かけしたのはその中のひとつ、自販機コーナーオアシス。
未だ高速道路が通っていないエリアだからこそ、地元のうどん自販機への需要もまだまだあります。
お金を入れるとカウントダウンが始まり、うどんが出来上がって出てきます。
機械の中ではお湯で麺をシャバシャバしてちゃんとあっためて、それから出汁と具が乗っかるようになっているそうです。
天ぷらうどんには海老天が乗っかります。
肉うどんには甘く煮付けた牛肉が乗っかり出汁の味もほんのり甘くなります。
ラーメンに関しては少々給食のそれっぽい雰囲気。しかしうどんはなかなかで、朝ごはんにしている人も多いようです。
コシとは程遠いうどんですが、その優しい食感が郷愁を誘います。
クセになる程よい化学調味料の出汁が大好きで、出来れば行く度に立ち寄りたいスポットです。
量もしっかりありますが、足りない方には隣の自販機のおにぎりを。島根県産米を使っていてコンビニよりもずっとお安い値段です。