大阪市北区にある天満駅付近のおでんが食べられるお店

口コミ(1)

和食

寿司

鉄板焼き

100投稿 Koichi Toshioka
我が家から100m以内、至近距離の新しいおでん屋さんである。過去に何処かでお目に掛かった新地あがりの女将、すごく気さくで楽しい人だ。メニューは18種類のおでんに5,6種類のつまみ、飲み物はビールに5種類の酒、4,5種類の焼酎他があるだけ、というなんとも楽というか手抜きな店であるが、居心地がとても良いようで毎日沢山のオッチャン達やジイサン達がカウンターを陣取っている。小生は知らぬ人と馴れ馴れしく交わりを持つのが嫌いなので、表から見てカウンターに人が居ない時にのみ暖簾を潜ることにしている。さて、おでんはというと特別ではないが先ず先ず美味い方に属するとは思う。玉子は半熟でトロリと黄身が溢れ、大根や厚揚げはよく味が染みている。スープは鰹と昆布のオーソドックスなものだが、鰹の香りがよく立っていて悪くない。もっとも小生はおでんの時は上質な昆布だけの材料でデリケートに抽出したはんなりとした出汁が好きなので、積極的には褒め辛く、此の際、悪くはないと位にしか言えないのではあるが。そもそも小生は、おでんのだしとは何ぞや？うどんだしとは何処が違うのか？鶏ガラスープは駄目なのか？等々もう少し議論がなされてもよいのではないだろうかと昔から思っている。近年、わが住居付近の酒場や居酒屋ではおでんだらけである。そして残念乍ら、みんな同じようなうどん出汁の味で何処へ行ってもガッカリする訳である。然も、おでん種も出汁も大抵緩すぎる！冷えた皿や器を温めずに入れるのも相俟ってか60°Cもない位である。熱々でグラグラ煮たっている出汁も最悪であるが、80°C位の熱さがないと此の寒い冬の深夜に身も心もあったまることすら出来ないではないか。小生の知る限り今一番美味い「万ん卯」の店長に訊いてもやはりおでんは85°Cという答えが返って来たし、無論器は湯煎で温めるのが常識であるとの答えであった。畢竟、シンプルなもの程、美味しさを守るにはルールが決まっているのだと思う。其れを守らないとたかがおでんと言えども一向に美味しくはならないというのが小生の結論である。名前は失念したが、昔20年程前に「播州」なる焼鳥屋の主人が北新地永楽町に出店していたおでん屋の味が小生には忘れられない。あの上質のこんぶ出汁のはんなりとしたおでん、可能なら今一度見えてみたいものである。さて一頻り女将との会話を楽しみ、程よく酔って深夜3時、家路を急ぐことにした。急ぐといっても我が家はすぐ其処、ゆっくり歩いても一緒である。勘定1800円也は安いと思った。
2016/2/9 写真と本文をすべて表示

おでん好の店舗情報

店舗基本情報修正依頼

ジャンル	おでん
営業時間
定休日	不明
予算	ディナー～3000円

住所修正依頼

住所	大阪府大阪市北区同心１-１１-８大きな地図をみる
アクセス	■駅からのアクセス JR大阪環状線／天満駅徒歩7分（490m） JR東西線／大阪天満宮駅徒歩7分（510m）大阪メトロ堺筋線／扇町駅徒歩7分（540m）

座席修正依頼

カウンター	有
喫煙	不可 ※健康増進法改正に伴い、喫煙情報が未更新の場合がございます。正しい情報はお店へご確認ください。 [?] 喫煙・禁煙情報について
個室	無

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利用シーン	ご飯

更新情報

最初の口コミ: Koichi Toshioka 2016年02月09日
最新の口コミ: Koichi Toshioka 2016年02月09日
最終更新: 2021年06月28日 22:02

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