空前のグルメブームに沸くペルーには、「いずれ大統領になるのでは」と囁かれるほど偉大なカリスマシェフがいます。 その名はガストン・アクリオ。 ペルー料理を美食の域へと高め、その素晴らしさを世界へと広めた「食の巨匠」です。 その思想や発言が国民に与える影響力も大きく、食を通じた社会革命とまでいわれるほどに。 そして地球の裏側の日本でもなんと、彼のドキュメンタリー映画が劇場公開されるまでになりました。 『料理人ガストン・アクリオ 美食を超えたおいしい革命』 キャッチフレーズは「料理は、星の数より笑顔の数だ」 まさに、同感ですね。 ということで、世界のFOODIESから熱い注目を集めるガストン・アクリオ、 私もその味を体験すべく、ペルーまでひとっ飛びしてきました!!! ・・・・つまり、 「ガストン・アクリオのカレーが食べたい!!」 そもそも、南米にカレーはあるのか?その実情は?? 日本で調べても、誰に聞いても定かではないその答えもあわせて追及してみたいと思います!! ************************************************************************** 標高2350m、ペルー第2の都市アレキパ。 別名「食の街」とも呼ばれるこの街には、ガストン・アクリオ氏が手掛けたレストランが二軒あります。 乗り合いバスがひしめく雑多な市街地を抜けると・・・・ 嘘のように美しい歴史地区へ。 近郊で採れる白い火山岩から造られているため"Ciudad Blanca"(白い町)と呼ばれているこのエリアはなんと、世界遺産にも登録されているんです。 実際、この世のものとは思えない不思議な美しさですよ。 歴史地区のランドマークは、このカテドラルと・・・1579年に建てられたサンタ・カタリナ修道院。 修道院のすぐ近くにガストン・アクリオ氏のレストランがあります。 この建物を奥へ抜けると・・・・ 目の覚めるような青い壁が出現。 ・・・そう、これこそが、「食の巨匠」ガストン・アクリオが手掛けたレストラン。 「CHICHA AREQUIPA」 身震いするほど素晴らしい店内。 そりゃそうでしょう、だって世界遺産のリノベーションなのですから。 真っ白なアーチ状の天井。 どこか、秘密結社的な雰囲気がたまりません。 ペルーにいくつかあるガストン氏のレストランの中でもこちらでは、アンデスの食材や魚介類を素材に、 伝統的なペルー料理×中華のアクセントを加えたモダンな味が堪能できます。 特筆すべきは「アルパカのカレー」 赤身が詰まったアルパカの肉とフレッシュなイチゴを織り交ぜた、世界中ここでしかいただけない味です。 是非! http://currycell.blog.fc2.com/blog-entry-2449.html
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