カワノすり身店 道の駅 活お海道

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1000投稿 MARI.T

No.８７２✨✨ #非常食 ６日未明の「北海道胆振東部地震」 揺れがおさまる前に停電！ 真っ暗な中、スマホのライトを頼りに着替えをして、眼鏡、薬、避難グッツの入ったキャリーバックと、犬二匹を車に詰め込み避難しました。 震源地が判明してませんでしたが、海のすぐ側なので津波警報が出てからでは遅いのです(^^; 高速バスのバス停が、高台にあるので向かいました。 もう、5台ほどの車が！ 車のテレビで津波の心配はなく、震源地は内陸部と分かり帰宅しましたが、余震も続き眠れぬまま朝を迎えました。 夜を迎える前に、近所のお友達の家で発電機を用意してくれて電源確保！ 発電機に繋がれた電球ひとつの灯りの中、 鹿児島の「たぁちゃん」から届いてたすり身で✨さつま揚げ✨の炊き出しです(*^^)v 平常時にゆっくり味わいたかったけど、非常時に5人で頂きました。 ちょっと、揚げすぎ感がありますけど…。 暗かったので大目にみてね(^^;ﾜﾗ たぁちゃん、すごく助かりましたm(_ _)m 美味しかった(*´～｀*)ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹" 半分残してるので、落ち着いたらゆっくり味あわせてもらいますね(^_-) ご心配のメッセージ、コメントも沢山いただき有難う御座いましたm(_ _)m 家に被害も怪我もなく元気です(*ˊᗜˋ*)/♡ #本場さつま揚げ #海老のすり身がお気に入り #いわしすり身美味しい

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500投稿 Takahiro.M

鹿児島では正月のお雑煮に、餅ではなくさつま揚げを入れます。 …嘘です。 本当は焼いた海老を入れるのが特徴です。 写真はお連れ様お手製の雑煮です。 ガイジンなのに私より鹿児島に詳しいのです。 生まれ故郷の札幌発祥のサッポロビール創設者が鹿児島人だったと知ったのは、鹿児島に住むようになってからです。 カリフォルニアワインを世界的に有名にしたワイナリーの主は鹿児島人だったと知ったのも鹿児島に住んでからです。 東京で食べていたさつま揚げと、鹿児島のさつま揚げは別物と知ったのも鹿児島で暮らしてからです。 そしてさつま揚げは自分好みの具を入れて練り込み、自分で揚げた方が美味しいと知ったのは最近のことです。 有村屋、揚立屋、月揚庵、徳永屋、勘場蒲鉾、玖子貴といった地元大手メーカーの味は各社共に拘りやアレンジこそあれど、基本的には贈答用のニーズに応じて他県向けにソフィスティケイトされています。 有名処、他県に出ない地元の中小メーカー、町の魚屋の物と、この2年間で色々頂いて来ましたが、今のところ私の1番は指宿市山川港に在る此方です。 （次点は東市来の宇田商店） 多くのさつま揚げ店が、原料となるすり身を仕入れに頼っている中、此方のはすり身店が作るさつま揚げです。 鯛やシイラや鰯や鯵や海老を丁寧にすり潰し、塩、みりんに地酒と呼ばれる鹿児島独特の甘い醸造酒を加えてさらに練り上げたタネは、焙煎菜種油でじっくりと、しかし軽やかに揚げられています。 もちろん防腐剤や化学調味料を使わない無化調、無添加です。 今回は"すり身"も購入して、自分で揚げたり、煮たり、焼いたりにチャレンジもしてみました。 海老のすり身と鯛のすり身には三つ葉と椎茸を練り込んで揚げてみます。 何しろすり身といってもほぼ生魚です。 錬るとどんどん粘りが出て、油に入れるとプリップリの食感に変化します。 揚げているときの香ばしい匂いが堪りません。 鹿児島流は生姜醤油などを付けずにそのまま頂きます。 口に入れるとキツネ色の表面が舌の上で弾けて、モッチリ、プリっとした食感の後に、甘さと生魚の芳醇が鼻に抜けます。 ニラを入れて焼いてみるとチヂミみたいになりました。生姜を入れるとなお良かった…。 次回の課題です。 鰯のすり身はつみれ鍋にしてみました。 ニラと豆腐との相性は抜群です。 さっぱりとして上品で、自然な旨味が後を引きます。 ただの魚のすり身が自他共に認める天才料理人の私にかかるとまさにご馳走…。 本当はすり身の質が良いので、誰がやっても必ず美味しくなることは言いたくありません。 ご存知の通り、鹿児島ではさつま揚げをさつま揚げと呼ばずに"つけ揚げ"と呼びます。 語源は島津藩が治めていた琉球の料理"チキアーギ"ということの様です。 他県に出なかった本場のつけ揚げ。 いわゆる揚げ蒲鉾、天ぷら、さつま揚げとは違って、やっぱり"つけ揚げ"なのです。 此方が在る薩摩半島最南端の山川港は砂蒸しサウナばかりが有名ですが、海を一望どころか大海に浸かっていると錯覚するような絶景温泉や、薩摩富士と呼ばれる開聞岳、釣り人が行き交う長閑な漁港が旅情を掻き立てます。 人に言えない辛さを忘れたいとき、私はいつもこの辺りにオンボロ車を走らせます。 真っ青な空、透明な海、大海と一体化する大パノラマの温泉、ひなびた漁港。 来月はこの辺りに母を連れて来ます。 正月に電話で話したところ、今年になってから庭先にキタキツネが来る様になったとのこと。 写真を送ってくれました。 これが最後かも知れないという気持ちで、お互いに思い出に残る旅行にしたいと思っています。 #北の端から南の端へ #お正月キャンペーン