No.0218【中央軒/鳥栖市京町】 (`Д´){うどんが好いとっとです!) 鳥栖駅と言えば…「中央軒のかしわうどん」。 北部九州の常識である。 中央軒の創業は明治25年(1892年)。鳥栖駅構内で弁当の販売をしていた。因みに現在の駅舎も明治時代からのものである。 有名なのは大正2年(1913年)に発売した「かしわめし」(弁当)。これをアレンジしたのが「かしわうどん」である。 中央軒が鳥栖駅構内で「立ち食いうどん」の営業を開始したのは昭和31年(1956年)のことである。 現在の鳥栖駅構内にうどんの店舗は4つある。駅入り口と各ホームにそれぞれ一つ。それぞれ食べ比べたが…まぁ味は同じだ。しかし長年の間、「6番ホーム[鹿児島本線下り]の店舗のが一番美味い」という伝説があるので今回はこちらをリポートしてみよう(笑) ■かしわうどん(320円) 量はちと少ないが安いねぇ。 この場合の「かしわ」って甘辛く炊いたそぼろ状(細かく刻んである)の鶏肉のこと。 出汁は煮干しと昆布からとり、それに醤油と酒とみりんを合わせた九州ではオーソドックスなスープである。 麺は「きやま製麺」(三養基郡基山町)のもの。ザ・茹で麺(笑)すぐに茹で上がるようけっこう細い。ツルっとしたまぁある程度歯ごたえもあるストレート麺。 一口すすればその「かしわ」から出る鶏肉の風味とスープのハーモニーを楽しむことが出来る。これと一緒にいなり(1皿2個/150円)を口に入れるといつも昇天してしまう。いかんね(笑) ☆☆☆☆☆ このエリアのソウルフードであり、人気が非常に高いのもよく理解出来る味だ。 ちなみに九州新幹線の「新鳥栖駅」にも中央軒は1店舗ある。 (`Д´){鳥栖駅で途中下車しても食うべき「中央軒のかしわうどん」たい!!) うどん うどんランキング 鳥栖市 佐賀県
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