30年前、蔵元の得意客をもてなす事から始まった。 筑紫の誉酒造の母屋を解放し、提供される季節限定の料理。 徹底された掃除で、心地よい渋く光る床や家具。 朝漁れた魚の鮮度はもちろんの事、出汁のとりかた、手作りのぽん酢、どれを取っても腕前はかなりの者だ。 その料理を作っている方は、女性。 この季節料理を30年前に始められた女性の娘である。 料理も母の教えを守り、そのまま実践しているだけですと。 弘法大師の由縁も語り継がれる『エツ』という幻想的な魚は、ここでしか出会う事の出来ない最強の『ひかりもの』だった。
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