
同期会の二次会。 小倉名物【丸和前ラーメン】に20年ぶりくらいに来た。 夜も10時半だけど満席!更に入れ替わり立ち替わりの客入りでたいへん賑わっております。
しこたま喋りまくって飲み食いした後ながら、おでんと焼酎お湯割に〆のラーメン❣️ 小倉の酔客どもの基本パターン。
この店今こそインテナントだが昔は屋台を引いてた。 その時からおでんも美味かったがおはぎがお土産用だかなんだか知らんが売ってた。
若い頃はこの店に来る時は既にレロレロのボロボロ状態なので既に美味い不味いが麻痺した内臓状態でもあり、入店記憶はあるがテイスト云々については…「濃い炊き出しのラーメンやなぁ…」くらいの記憶しかにゃいのだ、お恥ずかしいが事実なので仕方がにゃい。。。(;´Д`)
天神中洲などの博多屋台のいわゆる炊きの浅めに仕上がったサッパリした『博多(屋台系)ラーメン』と違って、久留米系統の仕上がりが残る小倉の屋台系ラーメンはしっかり炊き込まれた濃い正調のコッテリラーメンだな。
んで、この店はどうかというと、散々呑み食いして酔っ払った後で食べて「こりゃ美味い!こんなに美味しかったかなぁ…」なんて言わしめるほどしっかり炊き込んだスープに塩梅強目の味わいで、濃い濃いの正調コッテリ久留米系の古式ゆかしき豚骨白濁醤油ダレラーメンであって、勢い酔っ払いには特に美味い‼️
更には今や絶滅危惧種の「胡椒先振り」。
とてもじゃなくて豚骨を炊き上げたスープが荒っぽく臭くて食べられなかった時代の名残であるこの「胡椒先振り」。 因みに「紅生姜」だの「すりゴマ」などを入れるのも同じ理由だった、とにかく昔のは荒っぽく臭かった、その名残りなのだよ。
九州・久留米式豚骨強白濁ラーメンは吾輩の若い頃まではどの店も臭くて、当然胡椒は先振りで出してくれた、それが当たり前だった。
今はスープの製法が整ってガスその他の機材・設備も整って、胡椒やゴマなんか不要の上品な仕上がりの出来の店が圧倒的に多くなって…面白みがないにゃぁ…(o_o)
この店は小倉屋台系の数少ない生き残りであるわけだが、この先振りスタイルが古系の希少種となりつつあるのが実に不満であり尚寂しい…それにしても久しぶりに喰ったけど、こんなに美味かったっけか?…オデンモス-パ-エクセレント。。。
おまけ。。。
。。。ところで、ラーメンの濃い薄いを簡単に口にする御仁が多いが、いったい何が濃い薄いのか理解出来ずただ単に「濃いなぁ…」「薄いんじゃない…」なんて宣ってるが、ちゃんと理解した上で【炊き方が濃いのか薄いのか】と【塩梅・塩加減・味わいが濃いのか薄いのか】を明示しなけりゃアカンのです。別物です。
そも、『スープに味は無い、強いて言えば牛乳みたいなもの、秘伝のタレで味が決まる』ということが理解できている人は「スープの炊きが薄いねー、けど味はちゃんと濃いね…」なんてコメントになってるわけだ。
。。。おしまい。。。
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