前評判が高い徳島県佐那河内村にある一軒家の料理屋さん。長閑な田舎の中にあり、お天気も良くドライブ日和でした。全て美味しくいただきました。なかでも鮑の白蒸しは絶品でしたし、旬の鮎も頭から2匹も、鱧や車海老のお刺身美味しい!鮎ご飯お櫃を2人で全部食べ尽くしてきました。紫蘇ジュースに夏ミカンゼリーなど目にも嬉しいランチでいい気分転換できました。
口コミ(15)
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最高の和食をいただきました。 15,000円のコースの内容は以下の通りです。 ワタリガニの柚子釜焼き わさび菜白和え サワラのお寿司 カラスミのお椀 お造り(鯛、アオリイカ、クルマエビ) マナガツオの酒盗焼き 海老芋と穴子の炊き合わせ りんごなます 猪肉 白ご飯 香のもの みかんゼリー 焼き粟麩 薄茶
⬛至福⬛★★★★★ お昼の予約で、行きたかったこちらのお店へ。建物は普通の民家で、取り立てて何かあるわけではない。が、期待するのはただ一途に料理!それ以外の一切は問題となりません。けど……接客、丁寧でした。ネットの情報を見ると、料理の説明をしてくれないとか、そっけないとか、ありましたけど……。そんなことなく、感じの良い対応でした。人によるのですかね? ◼梅ジュース ◼冬瓜と鮑の炊合せ→超絶軟らかな鮑と冬瓜。 ◼鱧鮨,鱧の子ゼリー寄せ,新じゃが胡麻和え ◼鱧のお椀→見事な塩梅。最後の一滴まで飽きず。 ◼お造り(せいご,車海老)→驚きの逞しい弾力。 ◼天然鮎の塩焼→やや塩が足りないか?と初め思ったが2匹をペロッと平らげて飽きさせない絶妙さ。 ◼馬鈴薯と蛸のボール ◼天然鰻のご飯→蒸し無しかな?皮目の焦げも芳ばしく、これもまた良いですね。 ◼すだちのシャーベット ◼羊羹と抹茶 世の中全体的な向きとしては、ハッキリと分かりやすい味付けがもてはやされる傾向にあるかなぁ?と感じる昨今。それも勿論ありなのだけれど、ここ『虎屋 壺中庵』のように、ギリギリの塩加減で素材の魅力を楽しむような、そんな料理もまた良い。 ここの料理を食すと、塩加減だけでなく、出汁さえもギリギリの加減に抑えようとしているように感じる。そうして、素材の繊細な持ち味を味わうことは、素材の生命力を引き継ぐような気持ちになる。 食べることの本質を、あらためて考えさせられた。 #summer2016
俺の旅 徳島編 ラストは桃源郷。 徳島駅から車で30分の山里、 佐那河内村(さなごうちそん)にある 「虎屋 壺中庵」。 西宮北口のおでんBar「おでんでん」マスターが毎年開催している「虎屋さんツアー」に初参加です。 さて、こちらで扱っている食材は、店主がみずから近海や近くの山川で釣ったり狩ったり、あるいは知り合いの漁師や狩人に頼んで仕入れているものらしく、天然ものというかまさしく野生の味が楽しめるお店です。 しかし野生の味ってやっぱり凄い。 今まで食べてきた同じ名前のものとは全く違う食べものです。 鱧は身が分厚くしっかりした歯ごたえ。鮎も頭から骨ごと丸かじりで食べれる。 どれも天然素材の旨みをしっかり活かした優しい味つけで、佐那河内村の地酒「おでんでん」がどんどんすすみます。 そして最後に出てきた白飯で止めを刺される。 こちらも佐那河内米で、さもありなん、江戸時代のかつての藩主 蜂須賀家への献上米だったという。 ネットリとしながら一粒一粒、米が立ってる。 そんなわけで本年度最高の贅沢ランチでした。 これでもういつ死んでもいい! ※ 料金は飲物込みで、一人 2万円程度でした。 ・天然鼈(すっぽん)の煮こごり (三種盛)穴子の八幡巻、白い芋茎、鮎寿司 ・天然鱧の吸物 (刺身)セイゴ、車海老 ・天然鮎の塩焼(基本 2尾・追加OK) ・天然鼈と冬瓜の生姜煮 ・新ジャガ芋(蛸入り)のオクラあんかけ ・天然鰻 蒲焼 ・白飯(佐那河内村米) ・甘夏みかんのゼリー ・お抹茶と水羊羹
今年の夏もやって来た 桃源郷! 天然素材の持ち味を十二分に引き出した奥ゆかしくも深い味わい。 食べログ評価 4.38の店(2015年8月現在)。 (先付)冬瓜と鮑 (八寸)鱧鮨、蓴菜、鱧の子のゼリー、鰻の肝、穴子の八幡巻 (煮物椀)穴子真杖 (造り)せいご、車海老、鱧 (焼き物)天然鮎 (炊き合わせ)赤ずいきの餡掛 (箸休め)白ずいきの胡麻和え (ご飯)鰻雑炊 (果物)甘夏ゼリー (菓子・薄茶)水羊羹と抹茶