
10年前から時々伺うお店です。フランスで修行した若いシェフが郊外に開いたお店は、最初は巴里の下町ビストロって感じで、ありきたりな店と感じていましたが、
5年くらい前から、高級路線のマダム相手という感じになり、素材に拘りながら、手を加え過ぎる感があり、遠退いていましたが、ここ3年くらいは小洒落たお手頃フレンチになり、地元の素材にこだわり、食材の味を生かす手法にかわったように思います。流行りのバスク料理を取り入れたり、基本的なフレンチに新しいものを取り入れて常に試行錯誤しながら、挑戦しようとする姿勢が素晴らしいと思います。盛り付けも食器もこだわりがあり、大変美しく芸術的です。10周年を迎え広島版ミシュランにも掲載されて、益々期待大です。
本日のランチ2100円は、
前菜 地元の小魚の入ったサラダ
ふきのとうのアイスと自家製マヨネーズをソースに
スープ じゃがいものポタージュ
メイン (選択)
もち豚のももロースト フレンチらしい赤ワインのソースとニラのソースを添えて
鯛のソテー シジミソース
デザート アイスクリームとムース
コーヒー パン付き
私は鯛のソテーを選択したが、高梁川で採れたシジミソースというのが、メレンゲ状に泡だてられかかっているのだか、鯛の淡白な味、臭みを消して旨味だけが感じられる仕上がり。とても美味しかった。
私たちが食事中、予約なしの方が何組も断られていた。
予約なしの訪問はご注意を。